

満月の夜に出会いました。
伊勢神宮の神職さんが履いている靴です。
江戸時代から伊勢の地で製作されました。
400年受け継がれてきた技法を、今伊勢神宮の外宮前で
西澤さん
が30年こつこつと一人でつくり続けていらっしゃいます。
満月の夜、神聖なその仕事部屋におじゃまさせていただきました。
一つ、一つの工程に小さな机があり、
一枚一枚和紙を貼り重ねていき、炭で乾かせていきます。
道具もすべて西澤さんの手作りです。
小さな仕事部屋は大切な秘密基地のようでした。
ただ、残念なのは、
後継者がいないこと。
最近の神職さんは、プラスチックのものを使用していること。
日本中の神職さんが、本物の浅沓をはいてくれることが、
江戸時代の技法を守っていくことにつながるのでは。
せめて、神様の関わる方々は、石油製品に頼らず、
日本の伝統を受け継いで頂きたいと。
技を、神業という
そんな・・・人・・・時に触れた満月でした。
藍より愛をこめて
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