石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

8.29ボディワーク&瞑想ワークショップのお知らせ

残暑見舞い申し上げます。
大変暑い日々ですがお元気でお過ごしでしょうか。
私は短期間ですが熊野の深山で修行をさせていただき、
自然の山、川、滝、水、火、風、音と一体化し、
大いなる浄化と恩恵をいただいて参りました。

8月も以下の要領でワークショップを開催いたします。

日時:2010年8月29日(日)13:30~16:30
テーマ :①瞑想、②臨床動作法:肩胛骨まわりを弛める動作法
会場:相模女子大学

*詳細はアートマンヒーリングルームHPをご覧下さい。
 ご参加には予約が必要です。現在までの参加予約者は十七名です。
 分かりやすく進めますので、初心者~ベテラン?までご参加歓迎です。

前回は歩く瞑想をしました。
瞑想的に「歩く」という新しい体験をほとんどの方がされていました。
今回は再び、しっかりと座り、心の内側にある静寂へと入っていきたいと思います。
(足の痛い方は椅子での瞑想も可能です)

動作法は、肩~肩胛骨周りを丁寧に弛めていきます。
鬱状態の人がしばしば慢性緊張状態に陥っている部位です。
治療体験はひとそれぞれですが、ここを弛めることによって、
重い気分が軽くなったり、胸が開いて開放的になったりすることが多いようです。

ご参加お待ちしております。

7.25ワークショップご案内。2年目のスタートです。

昨年ワークショップを再開してから、早いもので一年が過ぎました。
素直で吸収力の高い方々が多く集まってくださり、
おかげさまで落ち着いていて、内容も充実したワークショップになったと思います。
あらためてお礼申し上げます。
また、会社員や主婦の方、研究者、学生をはじめとして、
教員、カウンセラー、看護師、助産師、マッサージ師、整体師の方々など、
日頃からヒューマンケアのお仕事をされている方々も多く参加していただいております。
ワークショップの場で、自らの体と心をほぐし、
それを日常の場や仕事の場で周囲に波及していっていただければ、
本当にうれしく思います。

動作法の課題も、顔、首、肩、背、腰、膝、足首とひとまわりしましたので、
次回は、再び動作法の概略をお伝えし、肩の動作法からスタートします。
2年目も、1年かけて、主要な動作法を一通り体験できるようにしたいと思います。
単発で参加してもわかるように構成していますが、
これから臨床動作法を学ぼうとしている方には、
7月から参加されると、より系統的に全体像を理解しやすくなると思います。
これまで参加された方も、繰り返し行うことにより、
初回にはきづかなかったことにあらたに気づくことが多々あると思います。
私もかつて約3年間動作法の研修を受け、理解を深めて参りました。

さて、2年目は、動作法に、瞑想などを随時組み合わせて、
身体をほぐし、心を整理し、霊性も高められるよう、
少しずつですが、ホリスティックにアプローチしていきたいと思います。
機が熟せば、
いずれヒーリングなども取り入れていきたいとも考えています。

次回は
1.動作法概論+肩を弛める動作法
2.歩く瞑想など  (部屋の中をゆっくり歩きます)
を予定しています。

参加ご希望の方は、アートマンヒーリングルームのHPを参照の上、
ご予約くださいますようお願い申し上げます。

ワークショップは、
日常の忙しい流れの中でふと立ち止まり、
自己自身のエネルギーに静かに立ち戻れる場にしたいと思っています。

参加者の方々からのご意見もうかがいながら、
今後もよりよいワークショップとなるよう努めて参りますので、
よろしくお願いいたします。


コメント

投稿者: まなみん

すばらしいですね!
参加したいと思いつつ、その日は出張です・・・

2010年07月20日 09:06

コメントを投稿する

真実の受肉 :日常に染み込ませること

現実的・常識的な考え方に染まって生きていた人が、
霊的な真実に触れて、
感動して目が開かれたなら、
それは本当に素晴らしいことです。
新たなる誕生の瞬間です。
肉体において魂が目覚めはじめた瞬間です。
その感動は霊の喜びであり、
魂から湧きあがる喜びにほかなりません。

新しい世界が開けはじめた感動はまちがいなく宝物ですが、
一度目覚めはじめたならば、
いつまでも過去の感動にすがってばかりいてはいけません。
それはもう過ぎ去ったことです。

霊的な真実に開かれはじめたならば、
霊的な理解を深め、
ひとつひとつの細胞に染み込ませていくことが欠かせません。

霊的な知識の一部に触れただけで、
すべてを知ったような気になったり、
有頂天になって周囲を見下したり、
いつも非現実的な世界に逃避するようになってしまったとしたら、
霊的な真実はまったく生かされていません。

霊的な真実は、
それが真実であればあるほど、
深ければ深いほど、
普遍性が高まります。

普遍性が高い真実は、
あらゆる日常的な雑事のなかでも通用しないはずはありません。
真実と日常がばらばらの世界に解離しているとすれば、
その真実は本当の真実なのでしょうか?

真実に目覚めながら、
真実を知らないふりをして今まで通りの生き方をするのはなぜなのでしょうか?
自分を変える勇気がないのでしょうか。
変わることによる周囲の変化が恐ろしいのでしょうか。
孤立することが恐ろしいのでしょうか。
真実を知りながら、
知らないふりをしてこの人生をやり過ごすつもりなのでしょうか?
それが本当に臨んでいる人生なのでしょうか?

魂の衝動に目をつむることは、
自己を欺くことです。
自己を欺きつづければ、
私たちの自己は分裂し、
心は決して満たされません。

真実は絵に描かれた餅であってはなりません。
真実は日常生活で実現されなくては意味がありません。

ただ頭で知っているというだけでは、
地図を買っただけで旅にいってきたと勘違いしているようなものです。
知識は自らの身体と心を通して実現しなければなりません。
知識の種は土壌に蒔かれたら、
地上に芽を出して成長しなければ意味がないのです。

霊的真実を日常のあらゆる瞬間に意識的に染み込ませることが大切です。
もし霊的真実に沿って意識的に生きようとすれば、
あらゆることがかわるでしょう。

息の吸い方が変わります。
息の吐き方が変わります。
空の見え方が変わります。
樹木の見え方が変わります。
花の見え方が変わります。
太陽の見え方が変わります。
食事をいただく感覚が変わります。
排泄をする感覚が変わります。
今ここに私がいるということの感覚が変わります。
心に浮かぶひとつひとつの考えへの態度が変わります。
口に出す言葉への注意が変わります。
人と出会うことへの感覚が変わります。
人との関係も変わります。
去る人もいれば新たに出会う人もいます。
必要のないものを手放すようになります。
自分がなにをすべきかが明らかになります。
・・・
このようにして、
霊的な真実が真に真実であれば、
そしてその真実をただ頭で知っているだけではなく、
心と身体と魂でそれを受け入れるならば、
日常のあらゆることが、
少しずつ質的な変化を起こさずにはいられなくなるのです。

その変化を堰き止めてはいけません。
意識的に解放し、
注意深く変化の波に乗るのです。

コメント

投稿者: まなみん

なるほど・・・
充実感と喜び、感謝あふれる日々というのはきっと真実の受肉ということなのでしょうね。身体からはいるタイプなので?このように頭で考えたことがありませんでした。

2010年07月06日 06:30

投稿者: No Name

石川さんは身をもって学び、
尾崎さんは頭で考えているように、
私には感じられますけど・・・・・

2010年07月06日 08:06

投稿者: のの

まず、ある程度の合理的な思考がなければ、いろんなことが拡散して方向性がなくなってしまうでしょう。

どんな経験や体験をしても、本人がバラバラになってしまっては、元も子もありません。むしろ悪い方向に向かいかねないと思います。一般社会の中で存在するためにも、ある程度の知的な合理性は必要です。

だから、身体を通した学びの前提として、頭での理解は必要なのだと思います(中には、そんなの飛び越えてしまう方もいらっしゃるのでしょうが)。

でも、普遍性が高い真実を日常生活に連続させるには、一般常識や社会的な正しさに縋るだけでは到底無理なのも事実でしょう。体認的な知識を活かそうとすれば、頭で思考しているだけの人より、身体を持って学んだ人の方が圧倒的に強いのは疑う余地もありません。

そんな風に考えると、身体を通しての学びと知的な理解は、お互い補完し合っていますね。

でも個人的には、身体を通した理解を身につけている人からは、他の人からは感じられないような、どっしりとした安定感を感じてしまいます。

2010年07月09日 22:49

投稿者: まなみん

二番目のコメントさんへ

私は、まずはじめにわき上がる喜びがあって、それを皆に伝えるために言葉を探し、慣れない努力をしてるって感じでしょうか。はじめからあるものって当たり前すぎて言語化できないからその過程ですごく苦労してるのがわかっていただけるのかな、うれしいです。
ののさんがおっしゃるように、バランス回復のために私には必要な作業みたいです。
頭の理解?めんどくさくて放り投げたくなりつつ、なんとか今日もやってます。
言葉遊びはゲームみたいで、それはそれでとても面白いです。

2010年07月13日 08:03

コメントを投稿する

修行のよろこび

あるご縁から、
夏に熊野で修行をさせていただくことになりました。
もちろん短期の入門的な修行ですが、
それでも毎日10kmの山道を早朝から一人で歩くそうです。

その話をいただいたとき、
強烈な喜びの感情が内側から湧きあがってきました。
自分がそういう気持ちになったことに
驚きをもって眺めている自分もいました。

山のなかを歩き、
自然と向き合い、
神様と向き合うことができると思うと、
それだけで胸が高鳴ります。
自分は山で修行したかったのだと、
ご縁をいただいてはじめて気づきました。
こういう気持ちになることが不思議な感じです。

しかし現実的にはかなり大変です。
普段都会生活にどっぷりとつかり、
運動もろくにしていませんし、
もともと体力に自信がある方ではありません。
毎日険しい山道・獣道を10kmも迷わずに、
歩き通せるのかかなり心配です。
これからできるだけ沢山歩いて、
修行に耐えられるよう日々準備をするつもりです。

心は心配と不安でいっぱいですが、
魂はすでに喜びと感謝でいっぱいです。
魂と心はしばしば逆さまの価値観をもっています。

考えてみれば地上に生を受けること自体が修行であり苦行です。
私たちは意識はしていなくとも魂の修行のために生まれてきたのです。
さらに意識的に修行をさせていただけるということは、
とても幸せなことです。

私にとって修行とは、
自分を清め、
神様に会いにいくことです。
真の自己に出会い、
神様への愛を深めることです。
これ以上贅沢なことはほかにありません。

神様からの恩恵を受け取ることができたら、
必要とする人にそれをお渡しできればさらに素晴らしいことです。
それが神様の願いであることもわかっています。
そうなることが今から楽しみです。


コメント

投稿者: とく

初めまして。とくと申します。
すばらしい自然の中で修行をする幸せ
私も味わいたいです。

2010年06月27日 11:07

投稿者: いしかわ

それぞれにとってもっとも適した修行は、
心に強く望み、準備が整えば、機会を与えられるとおもいます。
私たちが生まれてきたのも、
最適な環境に修行のために生まれてきたといってもいいでしょう。

2010年06月29日 02:31

コメントを投稿する

強い意志

魂の真の声をきいたなら、
その実現に向けて全身全霊を投入すべきです。

心と身体は魂の従順な配下になったとき、
もっともその能力が引き出されます。

心身の欲望が発する粗い声にもっぱら耳が奪われ、
魂の精妙な声に気づかぬままに生きれば、
狭い部屋で一生を過ごす操り人形のような人生になってしまいます。

魂の声に気づいたにもかかわらず、
耳を貸さず、
心身の欲望に安住すれば、
曇天のもとで過ごすような人生になってしまいます。

他人の期待にこたえたり、
他人からの評価を得ることに心がいっぱいで、
孤独になることを恐れて他人にしがみつき、
自らの魂の声に耳をふさぐならば、
魂は窒息状態になります。
生きる意味を見失い、
自分を愛せなくなり、
自信も自尊心も失い、
牢屋に閉じ込められたような苦しい人生となってしまいます。

魂の精妙な声を聴いたなら、
心身をそれに捧げるのです。
魂の望みを優先順位の一位に掲げ、
その実現に向けて強い意志をもつことが必要です。

魂の声に従って生き、
魂を成長させることが、
私たちが地上に生まれた目的だからです。

魂の声に従って強い意志をもって実際に行動するとき、
魂は明るく光り輝きます。
魂中心の生き方をすれば、
いままで近くにいた人は離れていくかもしれません。
しかし、
必要な新しい出会いがしかるべきときに与えられ、
日々生かされている喜びと意味に満たされ、
神々に祝福された人生になるでしょう。

コメント

投稿者: のの

魂の真の声をキャッチできたなら、まずはそれだけで素晴らしいのでしょうね。
ほとんどの場合、何らかの形で他者への助けに繫がることが多いように思います。自分のエゴから来るものとは、感じが違いますから。
  
もし魂の声を聴いたときは、気づかぬふりをせず、素直にやさしく受け入れるような勇気を持っていたいですね。

2010年06月21日 01:45

コメントを投稿する

プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。臨床心理士。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会常任理事。日本トランスパーソナル学会理事。アートマンヒーリングルーム代表。

アートマンヒーリングルームにて、カウンセリング、箱庭療法、ヒーリング、TFT、臨床動作法、ケイシー療法、瞑想法、タイ・マッサージなどを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。『心理療法とスピリチュアリティ』(勁草書房、2010年出版予定、単著)学術論文多数。

◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。

☆ワークショップの予定
2010年8月29日(日)
瞑想&ボディワーク(動作法)
参加予約受付中
2010年9月19日
瞑想&ボディワーク(動作法)
会場:相模女子大学

アートマンヒーリングルーム
http://homepage3.nifty.com/peacefulspace

●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


プロフィール詳細 »

最新のエントリー

全てのエントリー

カテゴリー

月別アーカイブ

携帯でもSQ Lifeメッセンジャー・ブログが閲覧できます。
http://blog.sq-life.jp/m/
メッセンジャー・ブログ QRコード