石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

2006年10月

なにもしないこと

瞑想は一言でいえば、
「なにもしないこと」です。
しかし、ただ静かに座ってなにもしなにだけで、
瞑想から得ることは本当にたくさんあります。
正確に言うと、
瞑想によってなにかを得るというよりは、
瞑想によっていらないものを落とせるのです。
心の充実や浄化のためには、
実は新しいものを得ることよりも、
心身のがらくたを処分することの方がずっと大切です。
がらくたをいっぱい抱えていると、
いいものが入ってくるスペースがないからです。

がらくたをできるだけ処分して、
あとは心を高い意識にチューニングするように心がけていると、
いろんなギフトをもらえます。
スピリチュアルなことは、
こんな風に自然に流れ込んでくるものです。
ギフトを受け取るためには、
スペースのある柔軟な心、
真実を求める真摯な心、
これがあれば充分です。
そして、
ギフトを受け取ったら心から感謝しましょう。

雑音

私たちは普通、
雑音は外側にあると思っています。

確かに外側にも雑音がありますが、
実際には私たちは自分の内側にたくさんの雑音があるのです。
さまざまな考え、感情の波、記憶の想起、情緒の変化などが、
たえずノイズを発しています。

外側が騒がしいからではなく、
自分の内部が実に騒々しいので、
私たちはストレスが溜まるのです。

それは、
内部の雑音が鎮まってはじめて気づきます。
自分の中が静かになると、
なんて気持ちいいんだろうと。
自分の内部の騒音が鎮まると、
心と体が本当に深くリラックスできます。

騒々しい心では、
寝ていても休まらないのです。

瞑想は、
内面の静寂に出会う方法です。

内面が静寂ならば、
外側に騒音があっても、
実に静かで落ち着いていられます。

はじめまして

はじめまして。石川と申します。

私はここ数年、瞑想をしています。
忙しくてできない日もあります。
しばらく瞑想から遠ざかる時期もあります。
一日に十時間以上瞑想した経験も何度かあります。
そうすると世界が変わって見えます。

まだまだ瞑想を学んでいる途中ですが、
とてもいいものだといいう確信はあります。
これからは心理相談の枠をすこし広げて、瞑想をお伝えしたり、
一緒に瞑想する場も設けていきたいと思っています。

このブログでは、
瞑想をしていて気づいたことや、
瞑想にまつわる内容について、
気軽にアップしていこうと思います。
このブログが皆さんの役に立てばうれしいです。
足を引っ張り合うのではなく、
「共に支え合って発展する」
流れができるといいと願っています。
石川心理相談室のスピリチュアル・エッセイ「マーヤー」の方も、
よかったらのぞいてみてください。
よろしくお願いします。

出版書籍

自己実現と心理療法―実存的苦悩へのアプローチ
石川 勇一

実務教育出版 (品切れ。ただし、研究室に在庫あり。)

プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長。日本トランスパーソナル学会理事。「アートマンの館」代表。臨床心理士。

「アートマンの館」にて、カウンセリング、ヒーリング、臨床動作法、箱庭療法、ケイシー療法、瞑想法、山学道セラピー(山巡礼・法螺貝・滝行・勤行等)などを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。

石川勇一『心理療法とスピリチュアリティ』勁草書房、2011年2月20日発刊。スピリットセンタードセラピー提唱の本格論文集。


◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。


「アートマンの館」 

●ワークショップ情報
瞑想会:2012年1月8日(日)13:30~15:30
山巡礼with法螺貝in日向山:2012年1月29日(日)9:20~14:00頃
ヒーリング入門講座:2012年3月4日・11日
(以上、参加予約受付中)


●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


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