石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

2007年04月

マハートマから学ぶ

昨日も無事瞑想会を終えることができました。
ありがとうございました。
いつものように参加者のことばをHPに掲載させていただきました。
関心のある方はご覧ください。

昨年11月にはじめた瞑想会ワークショップは、
はやくも6回を終えました。
瞑想の合間に、
毎回テーマを決めてお話をさせていただいていますが、
ここ3回くらいであるパターンが自然にできてきました。
それは、
お釈迦様、イエス、マーター・アムリターナンダマイーなどの
偉大な導師(サットグル)を中心として、
さまざまな偉大な魂(マハートマ)の言葉を頼りとして、
そのテーマについて考えるという方法です。
もともとこの瞑想会は、
特定の宗教に依拠することなく、
万教同根、普遍宗教という立場なので、
このようなやり方はとても自然です。
(宗教団体では真似のできない方法でしょう。)
興味深いことに、
一つのテーマに関して、
文化的に異なるさまざまなマハートマが
同一の示唆をしている場合がよくみられます。
その説くところは、常識とは異なっていることもしばしばですが、
それこそ普遍的な教えなのではないでしょうか。
今後も、
このような通宗教的な視点で
毎回のテーマについて探ってみようと思います。

次回の瞑想会は5月20(日)です。
こちらで予約受付いたします)

明日は瞑想会です

明日は4月の瞑想会です。

今回は、
「共に歩む人」について
すこし考えてみたいと思います。

参加者の方々にお知らせいたします。
瞑想会当日は、
・十分な睡眠をとってくること
・満腹まで食べない(腹六分目くらいがよい)
・前日および当日はアルコールやカフェイン類は取らない
・(必要なら)膝掛け等を持参する
と瞑想の体験は心地よいものになるとおもいます。
そして「今日は瞑想をするんだ」
と少し思って来てください。

今回も、はじめの10分は、
場を清め、瞑想会を成功させるために、
プージャと呼ばれるインド式の簡単な儀式を行います。
参加者はうしろに座っているだけで結構です。
お供えするお花などを御持参いただければ、
飾らせていただきます。

参加お申し込みの方は早めにお願いします。

皆様にとってよいワークショップになりますように。

天国

瞑想は、
雑念でいっぱいのときや、
内面のカルマが舞い上がっているときには、
苦しいものになります。

しかし、
その雑念が鎮まり、
心がすっかり透き通ったときには、
心の向こう側に到達します。
それはあまりにも心地のよい体験なので、
座ったまま天国にいるようなものです。

それは暖かく、
優しく、穏やかで、
安らぎとほがらかさと慈愛に満ち、
明るく強いのです。
心を空にして座るものは、
そこで溶かされていきます。

瞑想は、
揺るぎない平安へ定住するための、
重要な方法であることは
疑う余地がありません。

サットグルのすすめ

あらゆる偉大な師が説くように、
本気で魂を磨くためには、
正しい実践が欠かせません。

本を読んだり、
ワークショップに参加したり、
テクニックを習うことは、
ひとつのきっかけにはなるでしょう。
しかしそれだけでは、
私たちはごくわずかしか変われないし、
気を抜けばすぐに元に戻ってしまいます。

日々の終わりなき実践が必要です。
多くのサットグル(完全な覚りを開いた師)は説いています。
容易ではない教えですが、
生きているということは、
これらに少しでも挑戦する機会が与えられたということです。

一、マントラを唱えたり神の御名を讃えるなど、神仏を心から愛すること
一、自然に感謝し、環境を守るなど、生きとし生けるものを愛すること
一、有形、無形のよいものを惜しみなく与え、純粋な心で奉仕すること
一、心を鎮め、執着を手放し、空の瞑想をすること
一、真の指導者や質のよい霊的な書物などに学び、智慧を身につけること
一、困難に屈せず、節度を保ち、最善を尽くして努力すること
一、外の敵と闘わず、内なる煩悩に気づき、うち勝つこと
一、人々を真に助ける力を得るために、究極の安らぎの境地に至る決心をすること


「身体ほぐしの会」無事終了御礼

昨日「身体ほぐしの会」が無事終了しました。
瞑想会とは少し違って、
にぎやかで暖かい雰囲気になり、
居心地のよいワークショップになったと思います
参加者の皆様、ありがとうございました。

「身体ほぐしの会」では、
動作のワークを臨床的に行うだけではなく、
ついつい瞑想的にもなるので、
通常の臨床動作法の研修会とはひと味違ったものになったかもしれません。

参加者の感想(ご許可いただいたもののみ)をこちらに掲載しました。
関心のある方はご覧下さい。
雰囲気が少し伝わるのではないかと思います。

ご好評をいただきましたので、
またこの会を(動作課題は違うものにして)開催できたらと思います。
日程など決まりましたらまたお知らせさせていただきます。

次回瞑想会のテーマは「共に歩む人」

次回瞑想会のテーマが決定しましたのでお知らせします。
テーマは「共に歩む人」です。

私たちは、
人生のなかで非常に多くの人に出会い、
ただすれ違うだけの人と、
多くの時間を共に過ごして歩む人とがいます。

そして、
どんな人と共に歩んだかによって、
人生は大きく変わってきます。
瞑想をつづけていると、
自然とつきあう人や、
出会う人が変化してきます。
どのような人とどのように共に歩み、
どのような人とどのように共に歩まないのがいいのか、
考えてみたいと思います。

次回の瞑想会は4月22日(日)です。
予約受け付け中ですので、
ご希望の方はこちらのページよりお願いします。

皆様にとってよいワークショップになりますように。

一滴の水

一滴の水にも、
世界がたたみこまれています。

散乱した意識ではみえないことが、
心を鎮めて集中するとみえてきます。

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 ○

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(阿弥陀寺にて)

清濁のプロセス

澄んだ清流も、
嵐が来ると泥流になります。
しかし嵐が過ぎ去ってしばらくすれば、
元の清流に戻ります。

私たちの心も、
嵐が来ると濁ります。
しかし上流から流れてくる水をせき止めなければ、
また澄んだ心に戻ります。

瞑想は
澄んだ清流で心をすすぐことです。
透明な流れに身を任せていれば、
心身は空になって軽くなります。

しかし嵐は再びやってきます。
そのとき川底に堆積していた塵芥も舞い上がり、
汚濁した水で視野がなくなります。
汚濁は自らの底にあるものがつくり出しています。

私たちの煩悩とカルマは厚く堆積しているので、
瞑想で透明な心に洗っても、
清濁のプロセスを何度も何度も繰り返すのです。

これは、
瞑想のプロセスだけではなく、
スピリチュアルな成長の過程でも同じ繰り返しが起きます。

このプロセスは、
深く堆積した塵芥が
完全に浄化されるまで続きます。
濁流に襲われるのも、
浄化が進んでいる証拠です。
海の波が何度も寄せては返すなかで、
次第に満ちてくるようなものです。

覚りを開いた人の心は、
きっと嵐が来ても決して濁らない川のようなものなのでしょう。

「身体ほぐしの会」を開きます

以下の通り、
「身体ほぐしの会」を企画しましたので、
お知らせいたします。

開催日:2007年4月14日(日) 14:00~17:00
会場:相模女子大学 8号館(神奈川県)
定員:22名
講師:石川勇一
内容:
身体ほぐしの会(ワークショップ)では、
臨床動作法という方法を中心に、
「身体に気づく」、「弛める」、「タテになる」などの動作を
じっくりと体験をすることによって、
心身の無駄な緊張を取り除き、活力を取り戻すためのワークを行います。
初心者向けに丁寧に説明し、ゆっくりと進めていきますので、
心身をのんびりとリラックスさせたい方はお気軽にご参加ください。

動作には私たちの生き方そのものがあらわれています。
ですから、動作に気づき、ワークすることは、
生き方や、生きている感覚を、
変えていくことに直結します。

さらに、
身体に気づき、身体を弛め、タテにするワークは、
瞑想にも役に立つでしょう。

参加にはご予約が必要です。
詳細およびお問い合わせはこちらまで。

意識の Hybrid System

最近普及が進んでいるハイブリッドカーは
従来のガソリンエンジンに加えて、
電機モーターも備えています。
強く加速するときはガソリンエンジンが働き、
その間はバッテリーに電力を充電します。
強い動力が必要でないときには、
エンジンは停止してガソリンは使わず、
電機モーターによってスムーズに動きます。
2つの異なる動力システムを
そのつど適したシステムを瞬時に切り替えて用いることによって、
燃費は2倍にも向上したのです。
ハイブリッドカーは、
これからの人間社会に不可欠な
近未来志向の進化した自動車です。

私たちの意識も
これからはハイブリッドシステムに進化する必要があります。

今までは、
心をもちいて判断し、考え、適確に結論を下すことに専念してきました。
しかし、もうひとつ別の意識状態が不可欠なのです。
それは、判断せず、考えず、
余分な力を抜いて、
ただ観つづけるというテクニックです。
いうまでものなく、
これは瞑想中の意識の在り方です。

日常生活で出会うさまざまな局面において、
必要なときにはマインドを用いて適確に判断し、
そうでないときにはマインドを休めてただ観るようにします。

これをそのつど適したシステムに切り替えていくと、
世界の味わいは一変します。
すくなくとも2倍以上には豊かになるでしょう。

意識のハイブリッドシステム化によって、
私たちの合理的思考能力はさらに進化して、
洗練された叙情性と直感を統合し、
より広く深い理解力と知恵を獲得していくでしょう。

意識のハイブリッド化は、
スピリチュアルな意識進化のテクニックです。

プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長。日本トランスパーソナル学会理事。「アートマンの館」代表。臨床心理士。

「アートマンの館」にて、カウンセリング、ヒーリング、臨床動作法、箱庭療法、ケイシー療法、瞑想法、山学道セラピー(山巡礼・法螺貝・滝行・勤行等)などを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。

石川勇一『心理療法とスピリチュアリティ』勁草書房、2011年2月20日発刊。スピリットセンタードセラピー提唱の本格論文集。


◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。


「アートマンの館」 

●ワークショップ情報
瞑想会:2012年1月8日(日)13:30~15:30
山巡礼with法螺貝in日向山:2012年1月29日(日)9:20~14:00頃
ヒーリング入門講座:2012年3月4日・11日
(以上、参加予約受付中)


●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


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