
どんより重く湿った空気が立ちこめ、
うだるような真夏のような暑さの日でも、
高山の頂では軽やかな冷気の風が吹き、
雪と氷の世界が広がっています。
それほど
麓と高地は別世界です。
地上と天上とはそれほど
いやそれ以上に異なっています。
だから
地上に暮らすものが
天の世界につながったときには、
著しい摩擦を引き起こす危険があるのです。
天とつながりをもちながら地上で暮らすならば、
摩擦を完全に避けることは困難です。
その摩擦は、
自己を内部で激しく引き裂いたり、
親しい人とのつながりを切り裂くこともあります。
冷気と暖気がぶつかれば、
その摩擦で雷が鳴り響き、
豪雨になるのです。
あまりにも異質だからです。
天上を知る魂は
その摩擦を恐れ、
みずからの魂の声を封じ
魂の記憶を封印し
身を守るために無知の衣を纏い、
自己を縮小させて生きているかもしれません。
悲しいかな、
本来の魂の力を忘れ、
自信を失い、
自己は小さいと思いこんでしまうことさえ少なくありません。
もしも魂が天上の光を少しでも発すれば、
地上では齟齬が生じ、
憎悪と蔑みを受け、
ただ天の衣を着ているというだけで敵視され、
殺されることさえあるからです。
それは歴史的に幾度も繰り返されてきたことです。
そして今日でもいたるところで繰り返されていることです。
それを恐れて
それが魂のトラウマとなって
魂の声はしばしば封印されています。
しかし、
地は天を必要としています。
重たい地上を軽やかにするためには、
天の風を吹かせなければなりません。
地上に天の風を吹き込むためには、
魂の力を解放し、
天の団扇(うちわ)を扇ぐことが必要です。
天の団扇を扇ぐにはコツがあります。
天をよく知り、天によく馴染み、
地をよく知り、地によく馴染み、
心が謙虚で歪みなく、
賢く柔軟で、強く明るく忍耐強く、
慈悲深くあることです。
コツを身につけていないと、
扇いでも摩擦の雷鳴を轟かせるばかりで、
さわやかな天の風は起こせません。
天の風を吹かせることは、
なかなか容易ではありませんが、
これほど挑戦しがいのある課題はありません。
自分にはできないなどと思っているヒマがあるならば、
下手でもまず扇いでみることが大切です。
何度も扇いでいれば、
次第にコツを会得して上手になり、
大きな天の風を吹かせることができるでしょう。
さらに、
大勢で天の団扇を扇ぐならば、
もっともっと大きな風が吹き、
地上の塵は吹き飛んで浄化されるに違いありません。
昨日、第2回身体ほぐしの会を行い、
無事終了しました。
参加者の方々、ありがとうございました。
今回は、
肩関節および肩胛骨周り、首、そして顔を弛める動作法を行いました。
参加者が奇数だったので、
私もクラエント役になってやってもらいましたが、
身体全身がゆるんで、
夜はぐっすり深く熟睡できました。
次回の身体ほぐしの会は、
2007年7月22日(日)14:00~17:00
の予定です。
本日より受け付け開始しますので、
ご希望の方はこちらからよろしくお願いします。
6月10日(日)14:00~17:00に、
第二回身体ほぐしの会を行います。
第1回は、肩、肩関節周辺の臨床動作法を行いましたが、
今回は、首と顔(額、眉、眼、頬、口、顎)の課題を実習します。
初心者向けにゆっくり進めますので、
お気軽にご参加ください。
特に身体をほぐしたい方、
身体と仲良くなりたい方、
心も身体も硬い方、
首の緊張が気になる方、
顔がこわばる方などはお薦めです。
詳しい情報と申し込みはこちらからどうぞ。
(5日と6日は出張のため、
ご返答できませんのでご了承ください。)
尚、今回は顔の課題を行いますので、
参加される方は、
薄めの化粧でお願いします。
ある日
宇宙に隠された真実があることに気づく。
その隠された光に心を奪われ、
美しい秩序を探し求める。
深淵に眠る真実を勝ち取ることを決心し、
熱い情熱をもって旅に出る。
真実を我がものとし、
それを身に纏うために日々精進し、
まっすぐに突き進む。
勝ち得た真実を実現するため、
言葉と行為によって理想を示し、
深層の意味を明らかにする。
神々とともに魂の救済にかかわり、
善悪を識別し、邪悪なものを打つ。
罪汚れを祓い清め、煩悩を打破する。
偽りを見破り、その煙幕を切り裂く。
邪なものを切り捨て、燃やし尽くす。
理想の実現のために、
汗を流して働き続ける。
これが男性原理の霊性です。
善悪の分け隔てなく、
わたしとあなたの分け隔てさえなく、
生起すること一切を肯定する。
小さなものから大きなものまで、
あらゆる存在の息という息をつぶさに感じ取り、
声という声に耳を傾け、
慈愛の手によってこれらを受容し、
抱擁する。
やってくるものにハートを開き、
すでにあるものを抱きしめ、
去っていくものを祝福する。
あらゆる痛みと苦しみをも
わが身に引き受ける。
世界が愛であることを目撃し、
一なる世界に自らをなげうち、
すすんでその僕となる。
宇宙のなかで溶解し、
自己のすべてを捧げる。
これが女性原理の霊性です。
男性原理の霊性と
女性原理の霊性は
互いに矛盾しながらも、
どちらも正しく
どちらも真実で
どちらも必要なものです。
片方のみに偏れば
バランスを欠いて不完全なものになります。
霊的な成長においては、
男性原理と女性原理のそれぞれが少しずつ成熟しながら、
やがては自己のなかで均衡をはかるようになり、
化学反応のようにして融合していきます。
それはダイナミックな化学反応です。
変容した霊性は、
両原理を包含した大きな霊性となって、
調和して協働します。
そのとき
男性原理のなかに女性原理があり、
女性原理のなかに男性原理があります。
瞑想者は、
内なる静寂のなかで、
男性原理と女性原理の聖なる結婚式に参列するのです。
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