石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

2007年07月

Embrace the Madness

私たちは、
狂気に出くわすと、
たいてい反射的に目を背けてしまいます。
しかしそのとき、
私たちは自己を小さくしてしまっているのです。

狂気は複雑に絡み合った事情から、
そこに必然的に生まれ、
生きていることも多いのです。
狂気は理解されにくい、
ワケありの花です。

排除された人間の心の叫びが、
狂気という形で開花しているのです。

狂気が現れたとき、
狂気の花によりそっていると、
それがフッと伝わってくることがあります。
そのとき、
狂気が愛らしくなるのです。
そして狂気にならざるを得なかった事情に、
狂気になることが正常であったという事実に、
胸がいっぱいになるのです。
狂気を抱きしめるとき、
私たちには痛みの伴う喜びと、
強く大きな愛に満たされます。
ここであふれ出る涙は、
浄化の美しい涙です。

狂気を受け入れたとき、
私たちは真に豊かになります。
中心から切り取られ、
長いあいだ排除されつづけていた重要ななにかが、
故郷に帰ることを許されたからです。
勘当された息子が、
ようやく我が家に迎え入れられたのです。
じつにそれは、
私たちにとって必要な帰還でした。
そのとき、
狂気は神様からのメッセージであったと気づくのです。

身体ほぐしの会のお知らせ(タテになる)

2007年7月22日(日)14:00~17:00に身体ほぐしの会を行います。

今回は、腰まわりの動作課題を行い、
身体をまっすぐに立てる、
ということを体験します。

身体をまっすぐに立てるということは、
次のような生きる感覚に直結しています。
自分が生きているという実感をもつこと、
自分の身体的・心理的な存在感を感じること、
能動的・積極的な対応力を持つこと、
困難に立ち向かえること、
視野を広くすること、
活力をもつこと、
心を開くこと、
まっすぐな心を持つ、など。

また、瞑想をする上でも、
座位で腰を立て、
まっすぐになることは、
自然と深い呼吸を可能にし、
気もめぐりやすくなるので、
大きく瞑想の体験を前進させるでしょう。

身体をまっすぐに立てる、
というと、アタリマエのような気がしますが、
これが案外できていないことが多いのです。
意識的に、タテにしっかり軸を通すことができると、
こんな座り方があったのかと多くの人が驚きます。
関心のある方は、
ぜひお気軽にご参加ください。

今回の課題は、
臨床動作法の数ある課題の中でも、
もっともおすすめ度の高いもののひとつです。

詳細およびお申し込みはこちらからどうぞ。

瞑想会の報告(御礼)

報告が遅くなりましたが、
7月8日の瞑想会は、
甘い香りの漂う、落ち着いた雰囲気の会になりました。
今回は座布をつかって、背筋を伸ばした瞑想も行い、
エネルギーの通る感覚も多くの方に体験していただけました。
ありがとうございました。

今回も、参加者の感想をこちらにアップしました(掲載許可のあるもののみ)。
関心のある方はごらんください。

次回は、9月を予定しています。
日程が決まったらまたお知らせさせていただきます。

明日は瞑想会です

明日の瞑想会のテーマは
ブログで周知のとおり、「菩薩道のすすめ」です。

瞑想会に参加される方は、明日へ向けて、

・十分な睡眠をとってくること
・満腹まで食べない(腹六分目くらいがよい)
・前日および当日はアルコールやカフェイン類は取らない
・(必要なら、ゆるめですが冷房をかけるので)膝掛け等を持参する

と瞑想の体験は心地よいものになるとおもいます。
そして「今日は瞑想をするんだ」と少し思って来てください。

今回もはじめの10分は、場を清め、瞑想会を成功させるために、
プージャと呼ばれるインド式の簡単な儀式を行います。
皆様はうしろに座っているだけで結構です。
お供えするお花などを御持参いただければ飾らせていただきます。

皆様にとってよいワークショップになりますように。

石川勇一

座布をつかった瞑想

zafumini.JPG

次の瞑想会(7/8)では、
このきれいな座布をつかって、
身体をピンとまっすぐに立ててする瞑想もやりたいと思います。
(ただし、はじめてなので短時間にします。
 これが気に入ったらずっと座布の上で瞑想してもよいです。)
使い方は当日お伝えします。

参加される方は、
やわらかいズボンの着用をおすすめします。
(こちらで着替えることもできます)
足がキツイ方は、
途中で崩してもいいし、
いつも通り椅子でも構いません。

瞑想会でいつも申し上げているとおり、
身体をまっすぐに立てることは、
瞑想の必須条件ではありません。
椅子でも深い瞑想は充分に可能です。

ただし、
身体をピンとまっすぐにして瞑想をすると、
身体に息と気が深く隅々まで巡りやすく、
集中も保ちやすいので、
予想以上に心地よいのです。
座布をつかうと、
座布団よりずっと楽に
身体をまっすぐにしたまま瞑想をすることができます。

やってみると、
ひと味違った瞑想になるかもしれません。
一度体験してみるとよいでしょう。

次回瞑想会のテーマは「菩薩道のすすめ」

次回瞑想会(7/8)のテーマは「菩薩道(ぼさつどう)のすすめ」です。

菩薩道(ぼさつどう)とは、
一切の生きとし生けるものに利益をもたらすために、
無上の悟りを成就しようという決意をもって生きることです。

こういうと、
菩薩道は一部の聖人の道であって、
自分とは無関係であるように思うかもしれません。
しかし、
菩薩道は、あらゆる人間の魂に開かれた、
生命の原理原則にかなったもっとも自然な道です。

菩薩道は宇宙の意図とシンクロする道ですから、
菩薩道を生きれば生きるほど、
結果として豊かになり、幸福になるのです。

それに対して、
私たちの平均的な生き方は、
しばしば自分の欲望を過大に重視していて、
宇宙の法則から逸脱してしまっているので、
必然的に問題が生じ、
苦しみが増えるのです。

今回は、
菩薩道の意味について考えたいと思います。
さらに、
菩薩道を進む上で、
瞑想は特別な意味をもっています。
それについても触れたいと思います。

次回の瞑想会は7月8日(日)です。
予約受け付け中ですので、
ご希望の方はこちらのページよりお願いします。

皆様にとってよいワークショップになりますように。

プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長。日本トランスパーソナル学会理事。「アートマンの館」代表。臨床心理士。

「アートマンの館」にて、カウンセリング、ヒーリング、臨床動作法、箱庭療法、ケイシー療法、瞑想法、山学道セラピー(山巡礼・法螺貝・滝行・勤行等)などを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。

石川勇一『心理療法とスピリチュアリティ』勁草書房、2011年2月20日発刊。スピリットセンタードセラピー提唱の本格論文集。


◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。


「アートマンの館」 

●ワークショップ情報
瞑想会:2012年1月8日(日)13:30~15:30
山巡礼with法螺貝in日向山:2012年1月29日(日)9:20~14:00頃
ヒーリング入門講座:2012年3月4日・11日
(以上、参加予約受付中)


●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


プロフィール詳細 »

最新のエントリー

全てのエントリー

カテゴリー

月別アーカイブ

携帯でもSQ Lifeメッセンジャー・ブログが閲覧できます。
http://blog.sq-life.jp/m/
メッセンジャー・ブログ QRコード