石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

深い理解力

いろいろな物事に出会ったときや、
人から話をきいたときに、
自分にはまだ理解できていないことがある、
理解できていないがとても重要なことがありそうだ、
という感覚がしばしば湧く人は、
理解力が深い人です。

理解できていることと、
理解できていないことの両者が視野に入っているからです。

いろいろな物事に出会ったときや、
人から話をきいたときに、
しばしばすべて分かったような感覚になる人は、
理解力が浅い人です。

自分が理解できている範囲しか見えていないからです。

すでに理解していることと、
未だ理解できていないことの全体を観られる人は、
きわめて明晰な人です。

そのような人は、
自分の理解したことや、
自分の知識にはとらわれません。
自我の上位にある観照者が目覚めているからです。
観照者は私自身です。

自分の頭で理解出きていない
重要なことがあることを察する眼を鍛えることが、
知識を超えた深い霊性(スピリチュアリティ)を育みます。

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コメント

投稿者: まなみん

メタ認識なんていっちゃうと、還元主義ですか?

2007年11月30日 12:43

投稿者: いしかわ

「メタ認識」でも意味的にはいいのですが、
ここであまりそう表現したくありません。
知的なジャルゴンは理解できたような気分にさせてくれますが、実際の内観をストップさせる危険があるので、要注意と思います。

2007年12月02日 11:42

投稿者: まなみん

なるほど、おっしゃるとおりですね

2007年12月03日 01:55

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プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長。日本トランスパーソナル学会理事。「アートマンの館」代表。臨床心理士。

「アートマンの館」にて、カウンセリング、ヒーリング、臨床動作法、箱庭療法、ケイシー療法、瞑想法、山学道セラピー(山巡礼・法螺貝・滝行・勤行等)などを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。

石川勇一『心理療法とスピリチュアリティ』勁草書房、2011年2月20日発刊。スピリットセンタードセラピー提唱の本格論文集。


◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。


「アートマンの館」 

●ワークショップ情報
瞑想会:2012年1月8日(日)13:30~15:30
山巡礼with法螺貝in日向山:2012年1月29日(日)9:20~14:00頃
ヒーリング入門講座:2012年3月4日・11日
(以上、参加予約受付中)


●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


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