石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

安らぎに満ちた臨死状態

瞑想が深まってくると、
ほとんど呼吸をしないような状態になってくることがあります。
細く深い呼吸が、
時々思い出したかのように起こるような感じです。

このような状態では、
身体の代謝が低下していることが多くの研究で分かっています。

つまり、身体の諸活動が最低限になり、
深い休息状態に入っているのです。

これは単に疲れがとれて安らぐということ以上の、
重大な意味があります。

身体が深い休息状態になると、
いままで身体に縛られていた霊が動きやすくなるのです。

だから深い瞑想状態では、
身体の五感を超えた感覚が鋭敏になってくるのです。
霊としての自分の感覚に近づいているのです。

深い瞑想とは、
人為的な臨死(Near Death)状態なのです。

臨死体験をした人が、
みな今まで感じたことのないような心地よさだったと口をそろえますが、
深い瞑想がとても心地よいのは、
臨死体験のように、
身体の束縛から解放された霊そのものに近づけるからです。

日々瞑想するとは日々死ぬことです。

毎日このような深いやすらぎと心地よさを感じられたら、
なんと素晴らしいことでしょうか。

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コメント

投稿者: まなみん

エクスタシーの瞬間は、気がついたら呼吸がなくなっていて、それでいて全く苦しくないのは不思議です。うっとり心地よく,まさに、逝く、小さな死ですね。

2010年05月07日 20:04

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プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長。日本トランスパーソナル学会理事。「アートマンの館」代表。臨床心理士。

「アートマンの館」にて、カウンセリング、ヒーリング、臨床動作法、箱庭療法、ケイシー療法、瞑想法、山学道セラピー(山巡礼・法螺貝・滝行・勤行等)などを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。

石川勇一『心理療法とスピリチュアリティ』勁草書房、2011年2月20日発刊。スピリットセンタードセラピー提唱の本格論文集。


◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。


「アートマンの館」 

●ワークショップ情報
瞑想会:2012年1月8日(日)13:30~15:30
山巡礼with法螺貝in日向山:2012年1月29日(日)9:20~14:00頃
ヒーリング入門講座:2012年3月4日・11日
(以上、参加予約受付中)


●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


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