石川勇一の瞑想エッセイ「シューニャ」

修行のよろこび

あるご縁から、
夏に熊野で修行をさせていただくことになりました。
もちろん短期の入門的な修行ですが、
それでも毎日10kmの山道を早朝から一人で歩くそうです。

その話をいただいたとき、
強烈な喜びの感情が内側から湧きあがってきました。
自分がそういう気持ちになったことに
驚きをもって眺めている自分もいました。

山のなかを歩き、
自然と向き合い、
神様と向き合うことができると思うと、
それだけで胸が高鳴ります。
自分は山で修行したかったのだと、
ご縁をいただいてはじめて気づきました。
こういう気持ちになることが不思議な感じです。

しかし現実的にはかなり大変です。
普段都会生活にどっぷりとつかり、
運動もろくにしていませんし、
もともと体力に自信がある方ではありません。
毎日険しい山道・獣道を10kmも迷わずに、
歩き通せるのかかなり心配です。
これからできるだけ沢山歩いて、
修行に耐えられるよう日々準備をするつもりです。

心は心配と不安でいっぱいですが、
魂はすでに喜びと感謝でいっぱいです。
魂と心はしばしば逆さまの価値観をもっています。

考えてみれば地上に生を受けること自体が修行であり苦行です。
私たちは意識はしていなくとも魂の修行のために生まれてきたのです。
さらに意識的に修行をさせていただけるということは、
とても幸せなことです。

私にとって修行とは、
自分を清め、
神様に会いにいくことです。
真の自己に出会い、
神様への愛を深めることです。
これ以上贅沢なことはほかにありません。

神様からの恩恵を受け取ることができたら、
必要とする人にそれをお渡しできればさらに素晴らしいことです。
それが神様の願いであることもわかっています。
そうなることが今から楽しみです。


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コメント

投稿者: とく

初めまして。とくと申します。
すばらしい自然の中で修行をする幸せ
私も味わいたいです。

2010年06月27日 11:07

投稿者: いしかわ

それぞれにとってもっとも適した修行は、
心に強く望み、準備が整えば、機会を与えられるとおもいます。
私たちが生まれてきたのも、
最適な環境に修行のために生まれてきたといってもいいでしょう。

2010年06月29日 02:31

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プロフィール

石川勇一石川勇一

相模女子大学教授。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長。日本トランスパーソナル学会理事。「アートマンの館」代表。臨床心理士。

「アートマンの館」にて、カウンセリング、ヒーリング、臨床動作法、箱庭療法、ケイシー療法、瞑想法、山学道セラピー(山巡礼・法螺貝・滝行・勤行等)などを実践。

著書に『スピリチュアル心理学入門』(春風社、2009年、単著)、『自己実現と心理療法』(実務教育出版、1998年、単著)、『スピリチュアリティの心理学』(せせらぎ出版、2007年、分担執筆)ほか。

石川勇一『心理療法とスピリチュアリティ』勁草書房、2011年2月20日発刊。スピリットセンタードセラピー提唱の本格論文集。


◎コメントに対してコメントをできないことが多いです。その点、ご了承ください。


「アートマンの館」 

●ワークショップ情報
瞑想会:2012年1月8日(日)13:30~15:30
山巡礼with法螺貝in日向山:2012年1月29日(日)9:20~14:00頃
ヒーリング入門講座:2012年3月4日・11日
(以上、参加予約受付中)


●相模女子大学 石川研究室
http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/


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