
梅雨という字が語るように、梅の実の収穫は梅雨空を見上げながら行います。
今年も梅しごとの季節がやってきました。
懐石の板さんが、
「日本料理の基本は、梅仕事にある。梅を漬ける手仕事、そこから塩梅という言葉が生まれたんだ」
と語ってくれました。
幼いころ、おばあちゃんが毎年庭の梅の木から実をもいで、洗った梅の実をざるにあげ、重たいカメを台所にすえて、背中をまるめながらていねいに梅を漬けていった。
その姿を見るとはなしに見ていたわたしが、今、こうして梅を漬けています。言葉ではなにも教えてもらわなかったけれど、手を動かしていると、ああ、あのときおばあちゃんはこうしていたな、なんてまるで映画のワンシーンのように浮かんでくるのが不思議だね。
無農薬紀州梅干しをつくるのは、ほんとうに手間ひまかかる仕事です。
固い青梅ではなく、黄色く完熟した実をつけるので、うすい皮がやぶれないように、指先に細心の注意をはらってあつかいます。
そうっと、赤ちゃんを寝かせるようにカメに並べてあげなくちゃね。
家のまわりの梅の木から実を収穫するのはつれあいのヒデさんの仕事。
その梅をひとつひとつ手にとって、これは梅干用、これは梅酒用、これはこどもたちに飲ませる梅ジュース用にと選別するのも膨大な時間がかかります。
部屋のなかは、熟れた梅の甘くフルーティな香りでいっぱい!
完熟梅ってね、アンズそっくりのにおいと味がするんだよ。
漬けてる途中で、熟れすぎた実をついつい口に運んでしまいます。
そうだ、日曜日には、完熟梅のカスタードクリームパイでも焼こうかな。
梅干は一年ほど寝かせてから販売しています。
原宿の某有名、自然食レストランでも、わたしの漬けた梅干をお料理につかっていただいています。

沖縄は梅雨あけだそうですね。
梅雨はうっとしいけど、雪の降らない土地にとって梅雨の雨が夏場の生命線です。
熊野も今年はまだあんまり雨が降っていないの。
今夜からしばらく雨らしい。雨がはじまる前にこの洗濯ものがかわいてくれますように。
7月12日、京都でライブ&トーク ひとつらなりのいのち を開催いたします。
お近くのかたはぜひお出かけください。
会場は、ネパールに学校を建てるプロジェクトを行っている、NPOネパールマジャレ 京都オフィスのある自然食レストラン、マチャプチャレです。
ネパール人コックによる本場ネパールカレーと無農薬のおいしいお料理がならぶお昼ごはんつきです。

こころをこめた無農薬野菜のおばんざいといやしの音楽を楽しみませんか ライブ&トーク ひとつらなりのいのち
原 水音 & 森田留美(ピアノ)
7月12日(土) 昼12時スタート
マチャプチャレ(ネパールマジャレ 京都オフィス)
電話 075-525-1330
京都市東山区鞘町正面下る上堀詰町290
*京阪七条駅下車 5番出口を出て、正面通の一つ目角のお店です。
農薬野菜のおばんざいと本場ネパールカレーのお昼ご飯つき 3900円
お子さま連れのかたもどうぞ!
マクロビオティックを基本とした手間ひまかかるお料理ですので、予約をおねがいします!
電気もガスもないアメリカの山奥で、屋久島の海辺で、熊野の森のなかで、
四人の子どもを産み育ててきた原水音が、
自然への感謝と平和への祈りを歌につむぎます。
持続可能な未来を生きるためのエコロジカルな暮らしかた、 訪れた世界の国々の現状、また、夫婦ふたりだけの自然出産や、自然のなかでの子育てなど、楽しいトークを 森田留美の美しいピアノにのせておとどけします。
写真の絵は、アートセラピストのますいゆうこさんの作品。
コンサートのある7月は、彼女の作品展が開催されています。
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