岡部明美のスピリチュアルな旅で出会った”もの・人・場・言葉たち”

変化が起こるのは、常に“今・ここ”

WS000328.JPG


私は、ワークショップの体験を重ねるに従い、知的なレベルで理解していたことを、からだでわかるという体験をいっぱいした。そうか、、“腑に落ちる”というのは、こういうことなのか。


「本当に“わかる”というのは、“それを生きる”ということなのです。骨身に染みるとか、身に付くという言葉がありますが、人は本当に学び深く理解したら、態度や言葉や声、目や雰囲気、その人の存在からあふれているものが変わっていきます。それらが変わっていくにつれて、人間関係や人生が本当に変わっていくのです」


郁恵さんが言う、存在からあふれているものというのは、おそらく、気、波動、エネルギー、オーラと呼ばれるものだろう。確かに私は、人の想い、意識を、その存在からあふれている雰囲気=エネルギーとして一瞬、一瞬感じている。その人を包み込んでいる空気、その人が発信している気は、波動、エネルギーとして確かに感じるのだ。


だから、相手が言葉に出していなくても、自分が相手から肯定的、好意的に見られているのか、あるいは否定的、批判的に見られているのかは、なんとかくわかってしまう。受け入れられている感じ、受け入れられていない感じというのは見事にエネルギーとして相手から伝わってくる。


そして、私の空気も同じようにして人に伝わっているのだ。人と人は、本当はこんなにも、気=波動、エネルギーで感じあっている。確かに、私が誰かと対話を楽しんでいたとしても、その相手が、私のある一言やある態度で、一瞬の内に心の扉を閉めた瞬間というのはわかる。バタンという扉を閉めた音さえ聞こえるほどに。


私たちはふだん言葉によってコミュニケーションをし、言葉が相手に伝わっていると思っているけれど、実はコミュニケーションの93%は、非言語(ノンバーバル)で伝わっているのだという。


非言語とは、顔や目の表情、眼差し、しゃべり方、声のトーン、姿勢、呼吸、態度、仕草といったボディランゲージ、ボデイ・アクションなど。言われてみればほんとそうだ。


確かに私もそれらによって相手を感じている。人の“有り様”と“今心の中で起きていること”は、言葉よりも雄弁に、非言語のメッセージとして存在から発信されているのだ。


「全身でわかるという感覚、深い気づきは、人の意識を確実に変容させていきます。でも、わからない時には、その“わからなさ”に止まることも大切なのです。その“わからない”という感じは、内側にスペースを作り、そこに気づきと変化と創造性が生まれてくる可能性があるのです」


「宇宙の法則や真理について書かれている本を読んだり、講演を聞いたりして物事を知的なレベルで簡単に“わかった”と人は思いがちですが、真実が、自分の“感情を伴った体験”からの気づきによる場合は、自己信頼感、自己肯定感、叡智、許し、共感能力、普遍的な愛への目覚めが自然に生まれてきます。それこそが意識の変容であり、自分を生きる歓びの源泉になっていくのです」


「人は、とらわれから解放されていくと、どんどん自由になっていきますが、とらわれから解放されなければと思うとまた苦しくなりますから、ただ、“気づく”だけでいいのです。すべてのとらわれから解放されることなど、普通の人はまず無理なのですから、ああ、私はまたとらわれているなあ、つかまっちゃっているなあと、その都度、判断を加えずにただ気づくだけでいいんです。気づいた瞬間に、とらわれているものとの同化から離れられますから、確実にエネルギーが変わるのです」

「人間はみな、生きる力も、感じる感性も、気づく知性も、すべて自分の中にあるのです。癒しも気づきも変化も、すべて自分の中で“起こる”ことです。そして変化が起きるのは常に“今・ここ”、“この瞬間”なのです」

おそらく、悩みや苦しみが生まれた瞬間に答も用意されているのだろう。なぜなら、答を知らない人は、テストの問題を作れないのだから。どんな方向に進みたがっているのか、何を求めているのか、何をやりたがっているのかは、自分の深い無意識がすべてわかっているのだと思う。それは、きっと大いなる“いのちの知恵”なのだろう。

心の深い海に潜り始めた私は、「信じるに値するものは自分の中にある」「私は、私の感覚を信じていいのだ」「真実は体験の中にある」「人は変わりうるのだ」ということをだんだん実感しはじめている。私の中で、生きる力が静かに漲ってきているのがわかる。


ワークでは確かにいろいろな気づきがあるが、これが活かされるかどうかはまさに自分の現実の世界なのだ。人生の本番はまさに家庭や職場など、自分が今関わっている足元の日常にあるのだから。私は日常で起きてくる様々な問題や出来事を、次第に自分の“成長の課題=レッスン”という視点から見られるようになってきた。


つまり、人生に次々に起きてくる悩みや問題や状況に対して、「私は、これをどう解決すればいいのだろう?」という、かつてのような“問題解決型”の発想ではなく、「私は、このことから何を学べるだろうか? これは、一体私にとって何のレッスンなのだろうか?」「これにはどんな意味があるのだろう」「このことを通し、私は自分の中の何を見なければいけないのだろう」「今私の人生に何が起きようとしているのだろうか?」という視点から問題や現象を見ることが少しずつできるようになってきたのだ。


この視点の変化は、郁恵さんのセミナーを受けている間に自然に身についたものだ。郁恵さんは殆どの心理学を学ばれてきた方だが、心の問題を、からだという無意識の言葉やシグナルを手がかりにして解きほぐしていく。


からだは無意識の世界を開く“扉”であり、その無意識の海そのものなのだ。人の限りない潜在能力が潜んでいるのも、自然治癒力といういのちの力が宿っているのも、この深い無意識の海の中なのだ。


なぜなら、この無意識の底にある海は、すべての存在とつながっている海であり、宇宙の根源ともつながっている知恵の海だからだ。心の深みの無意識、からだという無意識。それは未知との遭遇であり、最後のフロンティアだ。


自分の内側に入っていくと、からだという分離した個を超えてつながっている人類の普遍的無意識、集合無意識のネットワークにつながっていくから“シンクロニシティ”(共時性・意味ある偶然の一致)が頻繁に起きてくるのだろう。

自分を知るということは、宇宙を知るということと同じくらいの果てしない旅なのだと思う。それは今回の人生では終わらないほどの長い永遠の旅なのかもしれない。

            <  答  >

考えても考えても答が見つからないとき・・・ 解決の糸口を見つけたくて、どれだけの本を読んでも、 絹糸1本ほどの糸口さえ見つからないとき・・・


自分のためを思って言ってくれるあたたかな助言を
うれしいとは思っても、心の深い部分には
少しも響いてこないとき・・・


それは、自分が求めている答は“自分の中にしかありませんよ”
というメッセージ。


「自分の実感から遠ざからないで。自分の内側で起こっていることに意識を傾けてみて」


「知識や助言や指導を求める自分を一度横に置いて、ありのままの自分にきちんと向き合ってごらん。探し求めていた答が、現実を受け入れた向こう側に見えてくるよ」


「観ること。感じること。聴くこと。味わうこと。ただ、素直に、まっすぐにそのままに」

『もどっておいで私の元気!』(善文社・岡部明美著)

WS000329.JPG

2008年1月19日(土)に、岡山で「1 day ワークショプ」があります。
テーマ「からだの声を聴く こころの声を聴く」

http://web.mac.com/monjel1315/iWeb/Site/76F780AA-BC8F-4F7B-8E86-5BE5708ABE3B.html


翌日の1月20日は、兵庫県・姫路で講演会があります。テーマ:「いのち輝かせて生きる」

http://anatase.net/event.htm

*岡部明美の公式ホームページ:http://anatase.net/

トラックバックURL


コメント

投稿者: 華

あけみちゃんに外界へのシャッターを開こうかどうしようか新聞受けから覗いてる時に、自動openされてから、本当に、ずっと、この問題に直面してきました。

悟った、というのはありえないのですね。
人間生きてる間は気づきの連続かもしれません。

おお、わかった!と思った次の瞬間に実践復習プリントとでも名づけたいような問題が現実に降って来ます。

でも、うんと振り回される時間がだんだん短くなってきて、「おお、これはもしかして、77級テスト問題?」とかに気づくことが多くなってきました。

正しい観点のワークやセッションは軌道修正や新しい段階へのステップの指標のようです。

次に参加予定の講演会、見落としてないか、アテナースをちょくちょくみてます。
(まだですよね~~~…←おっちょこちょいなんで、これだけが心配)

これからも、どうぞよろしくお願いします。
早くあけみちゃんにお会いしたいよ~!の私でした。

2007年12月25日 10:50

投稿者: はっぴぃ

あけみさん
怖いぐらいのシンクロです・・・

なんども書きますが、あけみさんが書かれる内容は最近の私が感じていることそのものなんです。
私は言葉で言うのは得意なんですが、文章に表すのが苦手で・・・
お越しになるクライアント様や会う人にすべてに話している内容なんです。

きっと私も心理学を改めて学んでいるところなので、同じなのかもしれないのですが・・・

でも受け取り方はそれぞれですよね。

その受け取り方までもが私はあけみさんと全く同じなんです。
私が書いたのかと勘違いするくらいいに・・・

失礼なこと書いてごめんなさい。

でも涙が出るくらい嬉しいんです。

早くあけみさんにお会いしたいです。

この出会いに感謝です。

2007年12月26日 23:02

投稿者: まなみん

確かにたしかに、そのとおりですね・・・

勉強嫌いの私だから、昔からそういうわかり方をしてきたのかも。
自分が勉強しない言い訳にしちゃいけませんね、えへ。

2007年12月27日 08:10

コメントを投稿

※コメントが認証されるまで、コメントは反映されません。
ご了承くださいませ。








プロフィール

岡部 明美岡部 明美

ワークショップ・トレーナー/セラピスト/カウンセラー/研修講師/文筆家/東海ホリスティック医学振興会顧問。

独身時代は、シンクタンクにてマーケティングプロデューサーとして活躍。30代半ばで結婚。長男出産直後に脳腫瘍と水頭症を発病し生死を彷徨う。自分の死に直面するという体験を通して、いのちの根源からの問いの答を求めて自己探求の道に歩みだす。著書に「もどっておいで私の元気!」(善文社)「私に帰る旅」(角川学芸出版)

プロフィール詳細 »

最新のエントリー

全てのエントリー

カテゴリー

月別アーカイブ

携帯でもSQ Lifeメッセンジャー・ブログが閲覧できます。
http://blog.sq-life.jp/m/
メッセンジャー・ブログ QRコード