
世界一幸せな国デンマークは何故幸せなんだろうといろいろ考えた。
さわやかな気候や社会保障制度という理由は確かに悪くはないけれど、それだけで説明がつかない部分がある。
国際会議で知り合った人たちとメールやり取りをしながらこれだ!と気がついたことがあった。
それはなんと、自由恋愛のおおらかさだ。
愛し愛される親密な人間関係の幸せと言ったら天上にも昇るようなものだろう。
しかし同時にそれにともなう苦しさも古くから小説や詩などで表現されてきた。
何故恋愛が幸せの要因になるのか?
深く掘り下げて行く本物の愛は、人類全体や宇宙を包括する愛にあふれてくるからなのだ。
この愛は相手を束縛したり独占しようとしたりすることがなく、お互いの自由度が限りなく広がって行くという性質を持っている。結婚という制度にも縛られないから不倫なんて言葉も概念も当てはまらない。そこには限りなく慈しみ合う愛があるだけだ。
育児に関する責任も、愛にともない喜びあふれパートナーに関係なく行われる。
男親として育児休暇を楽しみながら、私に平気で軟派してくる(ああ、そういう下品ないい方はにあわないわ。笑)素敵なデンマークの学者。
私は、素敵な人だなって思いつつ、え子供がいるの?とがっかりして、古典的に、日本的に、かちかちのクリスチャン的に、反射的に距離を保とうと、二人っきりの運河沿いロマンチックなディナーのお誘いを断ったのだった。
(思い過ごしだったりして・・・爆笑)
実は私はこれには非常に全く驚いた。
彼が軽い人だと言うのではないのだ。
全くの自由でありながら、義務も責任も喜びのうちに果たしているのだ。
それを保障する社会制度という枠組みがあるというのは北欧の大きな強みだと思う。
しかし、社会的枠だけでなく最もすすんでいるのは人々の意識だった。
マズローが言うように、非常に健康な人たちの間ではすべきこととやりたいことが一致し、自分の欲求が他者の欲求や社会の幸せに貢献する。まさにその通りの世界になっているのだ。
メールのやり取りをしながら、このような様相が明らかになってくると本当に驚く。
なんて幸せな世界なんだ。
ワールドカップのデンマーク戦で、日本勝ってるねおめでとう!とニコニコして教えてくれたあの、コペンハーゲンのレストランのウエイターも、お愛想ではなく本当に祝福してくれてたのだった。
なんて幸せな国なんだろう!
そしてこの世界は実現する可能性があるのだ。
だって意識の問題なんだから。
なんて喜ばしい発見なんだ!
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