尾崎真奈美の天使語同時通訳します

2009年07月

スピリチュアリティ論

スピリチュアリティ論」というタイトルの本邦初の授業の最終回を終えた。

この授業を受けて何か変化したことがありますか?にたいして
キーワードは「開いてきた」

要約すると、
�世界観の広がりや新たな視点の紹介により自己を相対化することができ、メタレベルでの気づきがあり、自己肯定や受容が高まった。
�講義の合間に聞いた言葉に勇気つけられて、心を開いて積極的に生きていけるようになった。

おお、マインドとハートが開いたのか!
とうれしくなった。
でも、何が開かせたのか?

スピリチュアリティ理論?そか。来年もしっかり教えよう。
講義の合間の言葉?
たとえば何?ってたずねたんだけど、実は、学生は全員覚えているのに、私は覚えていなかった。
そんなこといったっけ?
そう、意図的に言った言葉ではないのだ。
ましてや前もって準備したことでもなければ、シラバスに書いてあることでもない。
天然ボケかごめん・・・って笑ったんだけど。

実は重要なことに気がついた。
これがきっと、スピリチュアリティの真髄なんだってこと。

本当に開いていくと、話すのは自分ではなくなるから、まったく覚えてないんだ。意識して意図的に話しているわけではない、ただ自分は体をたまたま貸しているだけで、自分は限りなく透明なんだ。

そういうときに、何かが変化するし、すうっと入ってくるらしい。
このことに気がついた。
とすると、準備なしの即興こそが最高ということになる。
でも、それは教員評価としては最悪だわ。

なかなか・・・

開くという言葉を最近すごく耳にする。
私にあうと開いてしまうとか。
安心するのかな。
うん、世界は喜びと光に満ちてるからね。
開いて満喫していいんだよっていう感じになるのかな。

そう。
ただ、私が言う世界とは、本質的な世界だから。
そこを間違えないでほしいと思う。
世の中や人の思惑とか日常レベルではがっかりすることも多いかも。
でも、本質はまったく変わらない。
いつも、ずっと愛に満ちてるのだから。
たとえあなたがそう感じないとしても、そう思えないとしても、その本質はゆるぎないのよ。

本当はそれを実証したり議論したりするのもかったるいんだ。
当たり前すぎることだから。

というとこで、さ、現実に戻って事務仕事しないとなあ〜
覚えてないって、まずいよなあ・・・

悟りとボケは紙一重。(まなみん語録より)

日食に際しての祈り

ここ数日、コントロール不能な不穏なエネルギーはいったどうしたことなんだといぶかっていたら、友人が日食とか星が逆行してるからだという。
占いとかニューエイジなんて大嫌いだ,やめてよと思いつつ,なぜか大いに納得してしまった。
星のせいにできたらいいじゃないかという無責任さだ。

今朝、理由もなく静かな喜びに満たされて目が覚めたら静かに雨が降っていた。
よかったと思った。
日食の太陽をみたいと持っている天文マニアや好奇心でドキドキでケアレスな人たちの目が守られる。
外出しようかと思っていた人たちもこういう日には静かにうちにたくなるに違いない。
瞑想なんてしたことのない私まで手を合わせて目を閉じたくなるような日だ。
神様ってなんて思いやるがあって楽しい方なのかと思う。
ほらね、何も恐れることはないんだよってウインクしてる。

私の中では、破壊の後の再構築に向かって大きな何かが動き始めているようだ。
凄まじい破壊のパワーは、パソコンもプリンターも携帯電話も壊してしまった。
再生できず破棄するしかないものもある。
それはもう寿命だったのだ。
これまでありがとうと手放そう。

死がなければ蘇りはないのだ。
別れがなければ出会いはおこらないのだ。
傷つきがなければ回復はなく
無意識がなければ意識化もなく
不便がなければ偉大な発明もなく
悲嘆がなければ喜びもなく
鎮静がなければ興奮もない。

理性がなければ直感もなく
肉体がなければ精神もなく
この世に生きていなければあの世もないのだ。

ご復活おめでとう!
とイースターのように叫びたい。
後は、この偉大なエネルギーを感謝を持って受け止めて返していくだけだ。


世界中の人々がこの偉大なエネルギーをポジティブに,進化と成長に向かって受け止めていきますように。
エネルギーに満ちた目もくらむほどの光である私たちの本質が、隠されていることの意味に気がつきますように。
光を見ようとしたら失明してしまうという愚かな事実に気がつきますように。
実際のダメージを教訓とするのではなく,静かな気づきの中であなたに出会いますように。

そして世界が平安でありますように。

恵みの雨を感謝します。

AA12ステップのすごさ

先日の研究会で、有名なアルコホリックスアノニマスで使われる、アルコール依存者の回復のキーになる概念を再認識した。
それは、自分ではどうすることもできないと明け渡すことなのだった。
明け渡すというのは、あきらめるとか投げ出すとか言うことではないのだけれど、どうすることもできないという無力感・絶望感のどん底にあって、初めて回復に向かうのだ。

一見矛盾してるようだけど、治ろうとしないとこから回復が始まる。
治ろうとがんばってるときには治らない。
どのようなときに回復が始まるか?
自分の回復のことを忘れ、他者のために自分が何ができるか考え夢中になって行動しているときに、気がついたら、お酒を飲まなくてすんでいたというのだ。

健康とか幸せとか自己実現もみな同じような概念だと思う。
それを目指して努力してるうちは達成できないのだ。
自分の健康、自分の幸せ、自己実現ではなく、つまり、自分のことを忘れたときに、努力を忘れたときにすべてが始まるのだ。

人間は本来、助け合うように作られている。
本来の姿に戻るだけで、自動的に健康、幸せなどが達成されるようになっているのだ。
道徳でも宗教でも倫理でもなく、これは科学的事実である。
ここまで人間行動の本質が明らかにされてきたことを思うと、科学ばんざいといいたい。

翻弄される快感

ここ数日の強風は、何か非日常的な空間を作り上げている様な気がする。
気持ちがさざめいているのだ。
不穏というか、何がおきてもおかしくない、何かが起きる前兆のような。

こういうとき不安になる人が多いようだけど、実は、わくわくどきどきスリルが一杯で好奇心がかき立てられて楽しくて仕方がない。

強風に翻弄されていく楽しみ。
巻き上げられてどこに着地するんだろう?
目的地なんかわすれちゃって、このダンスを楽しむがいい。

すべてが最高に美しく配置されるようにあらかじめわかってるのだから。
プロセスを楽しんで。
すべての瞬間を抱きしめて。

何もしないという貢献

生き生きと活動してると新陳代謝があがって二酸化炭素排出量が上がる。
トライアスロン練習なんかしてると、洗濯物がやたらと増える。この時期乾きにくいから大変。

みなが元気になってスポーツをはじめたりするのを見るのは嬉しいけど、洗濯機は回りっぱなしで、水も洗剤も電気もめちゃくちゃ使っている。
環境に良いわけがない?

そんなことをいろいろ考えていたら、ニートや引きこもりでじっと静かに生活している人、呼吸も浅くて酸素消費量も少ない人たちってすごい環境保護に貢献してるんだなと思った。
ひにくでもなんでもなくて、すばらしい気づきを下さったと思った。
ご本人達はそんなこと何も考えてないと思うし、元気に生き生きしたいと思ってるかもしれないけどね。
中にはそれですごく満足してる人たちもいるみたいで。
それでいいんじゃないって思う。
何もアクセク仕事することだけが人生じゃないし、いろいろな人がいるのが楽しいし、いろいろあるからバランスが取れてるし。

何もしない人たち、ほんとうにありがとう。
あなたの存在そのものに支えられています。
あなたがいるから動けています。
限られた地球資源いっぱい、欲張って使っててごめんなさいね。

ポジティブになろうとしてはいけない

ポジティブ心理学はひどい誤解を受けてるけど、一番大きな主張はポジティブになろうとするなってことなんだ。

ポジティブになろうとするとき、明るくなろう、楽観的になろうとするとき、自分の中にあるネガティブな思いは抑圧されたまま大きくなってくるものだ。
戦って排除しようとするとますます強大になってくるのだ。

ポジティブ心理学では言う。
ネガティブさを排除してはならない。
他者にたいする親切行動や感謝、ユーモア、美しさに感動することなどを通じて、ネガティブさは解けていくのがわかるだろう。

一番いけないのは、ポジティブになろうとしてネガティビティと戦って克服しようとすることだ。
戦ったら必ず負ける。

「汝の敵を愛せ」って、こういう意味もあったのかって。
そう、愛して抱きしめたら、敵は腰抜けになってしまうのだ。
お試しあれ。

プロフィール

尾崎真奈美尾崎真奈美

東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。ペンシルバニア大学医学部精神科、東京大学医学部公衆衛生学研究室などを経て、現在相模女子大学人間心理学科准教授、米国サーチインスティチュート、スピリチュアリティ発達センター客員研究員。
インテグラル心理学・スピリチュアリティ論・芸術療法などを教えながら研究、ダンス、執筆活動を続け、科学と芸術の統合を試みる。
天使語同時通訳は日々のインスピレーションの書き散らしである。
国際生命情報科学会、日本トランスパーソナル学会理事。日本心身医学会、日本トランスパーソナル心理学・精神医学会、国際ポジティブ心理学会会員。

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