尾崎真奈美の天使語同時通訳します

叡智とエイジングと

賢者にはなりたいけど、年はとりたくない。
でも、一部の天才を除いては、賢くなるにはやっぱり経験が必要だったりする。
というか、凡才は経験しても、賢くならなかったりもするけど。

先日の講演会でPTGの話が出た。
PTSDではなく、PTG.
つまり、トラウマのあとで、心が壊れるのではなく、もっと強く成長していく話だ。

同じ経験をしながらどうしてこんなに差が出るのだろう?
SOC首尾一貫感覚も、もともとストレス対処のあり方で健康になる人の特色を記述している概念だ。
だからきっと、PTGも同じようなものだと思う。
つまり
1.しっかりとした現実把握
2.現実対処できるという信頼
3.出来事には意味があるという確信
これがあるとき、健康に、成長し、賢くなると考えられる。

付け加えるとしたら、ポジティブイリュージョンによる楽観主義かな。
これはある意味でしっかり現実を見つめる、理解するということと矛盾する。
ここで考えたのは、理解には二種類あるということ。
頭で論理的客観的にする理解。認知と呼ばれる概念。
SOCで言う現実把握はこれに近いのかもしれない。

それに対して直感的身体的だったりもする主観的な理解。
高橋正実は腹の理解、あるいはrefrective understandingと呼ぶ。
これって、ポジティイリュージョンと呼ばれるものに近いのではないか。
魂の底では、大丈夫だとわかっているからだ。

叡智はこの両方の理解の統合だという。
頭での理解は勉強と経験が必要かもしれない。
だから年をとった人のほうが有利なのかもしれない。
でも、時々小さな子どもでも、魂の底の光をそのまま体現してアタリマエのように真理を片言で表現するのに出会う。

老賢者って言うけど、小さな賢者もいると思う。
何も賢くなるために年取る必要はない。

肉体はもちろん若い方がいいからアンチエイジングでフレッシュに保ちつつ、スピリチュアルな成長を目指すと最高だなって思う。
そういえばスピリチュアルな人って、時々年齢不詳的に若かったりする。
健康なんだろうとか、JOYにあふれているからだろうとか思ったりするけど。
そのあたりのメカニズムもそのうち解明されるんだろうけど、人工的なのはどうも趣味じゃないなあ。

賢くなりたいけど肉体は年取りたくないっていうのはきっと、みんなの願いだろう。
みんな年はとるけど、もう少しゆっくりにしたいってことなのよね。
あるいは、健康で長生きしたいってことなのよね。
長生きしたくないって言うのはきっと、不健康な老人のイメージがあるからだろう。
健康で長生きできたらとても素敵だと思う。
体のメンテナンスに気をつけて、医療のお世話にならないで120歳目指してがんばろうっと!

コメント

投稿者: hidew

3つの要件納得です。自分自身も、他人や社会も信じられるってことですよね。
ま、社会にとどまらす、運命や大文字のCOSMOSの摂理を信じることができる、といったほうがよりスピリチュアルなのかな?
賢者はほっておいても成れるものでもなさそうですね~でもせめて現実をしっかり片足で踏みしめながら、もう片方ではるか遠くCOSMOSに届くように成長したいですね!

ちなみにhidewのwはサイレントですが、独創的な呼びかた募集中です(^_^;)

2009年06月07日 21:17

投稿者: lamp

霊的知覚力というか、認識力というか、真理を腰帯としてまく人のことかもしれません。
真理を愛し其れを離さないなら、偽善的で暴力的な世にあって、うける艱難や苦しみをさえ乗り越える強さがでて、さらに成長していけるのかと思います。
消極的で懐疑的な考え方をする人からすれば、ありそうもないことが起きるという非論理的な信念と批判されるかもしれません。

信仰もよく誤解されているように思うのですが、信仰とは他の人のいうことを鵜呑みにしたり妄信的に受け入れるのではなく、心から納得した事柄、確信した事柄に基づいて、物事の上辺だけみるのではなく、事実どおりに見ることの出来る知覚力だと思います。
そうした知覚力を培う点で聖書以上の本はこの地上にはないかもしれません。
他の本はその真実さを検証しているのに過ぎないと思います。

2009年06月25日 16:30

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プロフィール

尾崎真奈美尾崎真奈美

東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。ペンシルバニア大学医学部精神科、東京大学医学部公衆衛生学研究室などを経て、現在相模女子大学人間心理学科准教授、米国サーチインスティチュート、スピリチュアリティ発達センター客員研究員。
インテグラル心理学・スピリチュアリティ論・芸術療法などを教えながら研究、ダンス、執筆活動を続け、科学と芸術の統合を試みる。
天使語同時通訳は日々のインスピレーションの書き散らしである。
国際生命情報科学会、日本トランスパーソナル学会理事。日本心身医学会、日本トランスパーソナル心理学・精神医学会、国際ポジティブ心理学会会員。

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