尾崎真奈美の天使語同時通訳します

信じるものは救われる?

信じなさい信じなさい、ひたすら信じなさい。

確かに、信じたら物事がそのように動いていくことが多いし、願いがかなわなくても、救われていると信じることができたら確かにおめでたく幸せなはずだ。

でも、現実や理性の判断を無視して信じることは出来ない。
それを捻じ曲げて信じようとすると、心が反乱を起こす。
だから、救われたい人間は、信じられる根拠だけを集めてくる。
何とかそれで解決しようとする。
そして、例外は無視。
というか、信じる時点で盲目になっていて見えないことが多いようだ。

これは実はひじょうに危うい。
救われるどころか、大きな落とし穴に投げ込まれるようなものだ。
このような欺瞞でどれだけの人が熱に浮かされ現実から解離していくのだろうか。
切ないほどに救いを希求してるのだけれど。

知的になればなるほど疑い深くなる。
物事がそれだけよく見えてくるからだ。
知的に詰めていったとき、ある時点で反転が起きることがある。
分析して細かく詰めていた先に、光があってそのまぶしさに目をやられるのだ。
その光にも目がなじんできたら、また見えてくる。

信じることは、この決して終わりはない繰り返しの疑いのプロセスなのだろう。

単純に信じられないって落ち込まないで下さい、だいじょうぶ。
理性が発達してるということですから、すばらしいですね。理性万歳。
信じることで救われているあなた、おめでとう。
無理して疑わなくてもいいですが、理性をごまかしているとツケが着ますよ。

深くゆるぎない信仰は、疑い、吟味が細かくなれはなるほど生まれてくるものだから。

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プロフィール

尾崎真奈美尾崎真奈美

東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。ペンシルバニア大学医学部精神科、東京大学医学部公衆衛生学研究室などを経て、現在相模女子大学人間心理学科准教授、米国サーチインスティチュート、スピリチュアリティ発達センター客員研究員。
インテグラル心理学・スピリチュアリティ論・芸術療法などを教えながら研究、ダンス、執筆活動を続け、科学と芸術の統合を試みる。
天使語同時通訳は日々のインスピレーションの書き散らしである。
国際生命情報科学会、日本トランスパーソナル学会理事。日本心身医学会、日本トランスパーソナル心理学・精神医学会、国際ポジティブ心理学会会員。

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