尾崎真奈美の天使語同時通訳します

自分で死を選ぶ

どんなに強い人でも、痛みの多い人生を歩んでいくと、ふとやめたくなってしまうときがあると思う。
もう放棄したいとか。
ゲームオーバーにしてもう一回やり直したいとか。
せめて永い眠りについて休憩したいとか。

私は自殺はよくないと思っているし反対したいけど、その気持ちの一部は少しわかるような気がした。どんな苦痛や苦しみでも自分から選択すると耐えられるものなんだ。自分の意志に関係なく翻弄され、突然死に襲われる恐怖と悔しさ名残惜しさってどんなものだろう。
神様はよくしてくれたもので、そういうときには苦痛は長引かない場合が多い。

人はみな、一人で死ぬ。
愛する人に手をとられ見守られて死ぬことができる人がどれだけいるだろう。
ラッキーな人だと思う。
でも、逝ってしまうのは自分だけだ。

孤独死を想像してみた。
愛する人を呼ぶ声も出ず、助けを求めて動くこともできず、一人苦痛の中で意識が遠ざかっていく。
このような瞬間は誰にだっていつだって起こりえるのだ。
そのときに、たった一人で誰にも知られずに逝くことのくやしさや無念さは想像を絶する。

だからこそ、覚えていてほしいことがある。
人間の持つ記憶力・想像力という偉大な能力だ。
いつ、どこでも、あの言葉、あの眼差し、あの手のぬくもりはあなたのものなのだ。
思い出して味わうだけでいい。
つらいときには痛みの奥でそっと気がついてほしい。
ほら、今、ここに私はいるよ。

天邪鬼は、ただ、ただ、自分の意志で生きていきたい!それだけの話なんだ。
それほど、意志に反して何かをされるのは苦痛なんだ。
でも、だからといって、自分で死を決めないでほしい。

全部自分で決めているつもりで、でも全部大きな流れの中で流れているだけなんだ。
それに気がついたらそのおきな流れにのったほうが楽だって見えてくるよ。
自分の意志をそっちにチューニングするだけでいいのよ。

いつだってどこだって一人だけど、独りかどうかを決めるのは自分の思いだけだから。
ほら、想像してごらん。

愛してるよ。
いつもずっと一緒だよ。
つらいときにそばにいるって当たり前じゃないか。
いつも祈っているよ。
大丈夫だよ。
独りじゃないよ。

お隣から、故郷から、
職場から、学校から、
ずっと離れた異国の地から、
過ぎ去ったあのころから、
遠い昔の思い出から、
生まれる前の願いから、
そしてあなたを待っている未来の恋人から、
宇宙の果てから、
あなたを包み込む柔らかな毛布のような愛があなたに届きますように・・・

コメント

投稿者: フォトン

それを実感できるか否かが、乗り越えられるか否かの鍵ですね。それには私たち周りの者の伝える努力も必要ですよね。

2010年01月08日 16:36

投稿者: まなみん

つたえる努力、そうですね。
がんばります!!

2010年01月08日 17:42

投稿者: saho

真奈美さん、こんにちは^^

エゴの叫びを自分の叫びと間違わないように
意識を大きな愛の流れ(フロー)に合わせる選択を
私たちは選ぶことができるということなのですね。

自分の思いが決める世界・・・

>あなたを包み込む柔らかな毛布のような愛

はい。あったまったら、その毛布を目の前の人に笑顔で届けられたら愛の連鎖が生まれるんですね。
あぁ~、あったかいですね(^^)

2010年01月08日 18:16

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プロフィール

尾崎真奈美尾崎真奈美

東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。ペンシルバニア大学医学部精神科、東京大学医学部公衆衛生学研究室などを経て、現在相模女子大学人間心理学科准教授、米国サーチインスティチュート、スピリチュアリティ発達センター客員研究員。
インテグラル心理学・スピリチュアリティ論・芸術療法などを教えながら研究、ダンス、執筆活動を続け、科学と芸術の統合を試みる。
天使語同時通訳は日々のインスピレーションの書き散らしである。
国際生命情報科学会、日本トランスパーソナル学会理事。日本心身医学会、日本トランスパーソナル心理学・精神医学会、国際ポジティブ心理学会会員。

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