佐藤 道代のダンス:身体を感じ、心を表し、フルに生きる試み

2007年02月

「振り」は宇宙への架け橋

DSCF0605.jpg3ヶ月休んでしまってごめんなさい!
この間に沢山の変化があって、内面の変化が追いつくまで、SQライフに書く事がなんかおこがましい気がして、書けませんでした。

12月7日から10日には、「つらなり」公演に300人という沢山の方々に来ていただき、本当に嬉しかったです。この場を借りて御礼申し上げます。
年末には、父の入院騒動がありましたが今は安心です。
そして、私は入籍という大きな変化がありました。

1月後半には、NYのイサドラ・ダンカン国際学校の30周年のお祝いコンサートで踊り、「クラス:日本の言葉と動き」を教えました。このクラスでは、「ふり」という言葉と、Choreography(振付)の関連を話して、ダンカンのダンスとの思想の関連を踊ってみました。「ふり」とは、とても面白い言葉です。

「振り」とは手の動きです。「降り」は、天孫降臨に使われるように、スピリチュアルな存在が降りてくるという意味でもあります。つまり、日本では、舞踊の「振り」とは、宇宙とつながり、宇宙にかける架け橋でもあるのです。

ダンカンのユニバーサル・ムーブメントは、自分(Self)、人(People)、世界(World)、天(Sky)、地(Earth) そして、宇宙(Universe)のそれぞれの方向に手を振る動きでもあります。

ダンカンの舞踊と、日本の舞踊の思想の共通点、これからもっと探してみたいと思っています。二つの違う世界で発達した舞踊でも、世界は何処かでつながっているはず。

Isadora Duncan from East and Westと題されたイサドラ・ダンカン国際学校30周年記念の趣旨も「二つの世界の架け橋」というテーマがありました。この会は、芸術監督のブレシアニ博士が、ニューヨーク大学の舞踊教育学科の育ての親、Dr. Roweの功績を称える会でもありました。ニューヨーク大学の面接で、学部が舞踊家卒でない私は、「どうしても舞踊家になりたい。三倍頑張るから。」とDr. Roweを説得したら、私に入学許可を下さいました。そして、彼女に教えを受けた日本、韓国、台湾からの留学生は、それぞれの国に帰ってダンスを広めています。私もその流れの中に居る事をありがたいと思っています。3月18日には、「ダンカン・ダンス」の台湾公演を、ブレシアニ博士と行います。

「二つの世界の架け橋」は、私達の結婚生活のこれからのテーマでもあります。

3月10日、11日は、福井のみくに文化未来館にて、「オーガニック・ダンス」公演、とワークショップを行います。
http://organicdance.web.fc2.com/

このオーガナイザーである、水上さんと実行委員会の皆さんは、本当に素晴らしいインスピレーションを下さいます。ブログを見ているだけで元気でますよ!
アートと生活がこんなに密着している人々が居る地域は、豊かな土地だな思います。
行くのが楽しみです。

是非動画やブログを見てみてくださいね。
http://organicdance.blog85.fc2.com/blog-date-200702.html

プロフィール

佐藤 道代佐藤 道代

モダンダンスに日本の身体言語を融合し、元型的身体言語を追求する舞踊家。
津田塾大学卒業後ロータリー財団奨学金にて留学したニューヨーク大学より修士号及び舞踊教育学科長賞を受賞。自作を日本(EXPO2005)、米国(国連)、英国(大英博物館)等、各地で公演。NYタイムズ紙に「スタイル・内容ともに洗練された作風」と評される。1998年ミュージカル「王様と私」出演。2004年NYジョイス・ソーホーで、日本女性に関する自作品の公演を行い連日満席となる。2003年、2004年舞踊批評家協会新人賞ノミネート。2005年Die Pratze観客賞受賞。2007年エッセイ「イサドラ・ダンカンの舞踊理論とスピリチュアリティー」を、「スピリチュアリティーとは何か」(ナカニシヤ出版)内にて出版。

URL:http://home.att.ne.jp/alpha/idance/

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