菅靖彦の男のスピリチュアル道

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『たった1分間で相手を引きつける話し方 13のテクニック』アラン・ガーナー著

本書は一九九七年に初版が発売されて以来、世界中の読者に親しまれ、今なおどんどん読者を増やしつつある会話スキルの古典的名著です。
なぜそれほどまでに人気があるかと言うと、実に読みやすく書かれている上、とても実践的で会話例も豊富にあり、しかも、しっかりとしたコミュニケーションや心理学の研究に裏打ちされているからです。
実際、本書は、普段、人と接することの多い教師、医師、カウンセラー、営業マン、フライトアテンダントといった方たちはむろんのこと、これから社会に出ていこうとしている学生や孤立しがちな主婦、友だちをなかなか作れないでいる若者、さらには異性との会話がスムースにできなくて悩んでいる方やいざこざが耐えない夫婦など、あらゆる階層のあらゆる職業の人たちにとって役に立つ話し方の指南書になっています。つまり、社会の中でいかにして他人と折り合いをつけながら自分を確立していけばいいかを教えてくれる人生の基本テキストなのです。
著者のアラン・ガーナーは世界的に著名なコミュニケーションのコンサルタントです。UCLAを卒業後、オレゴン大学の大学院でコミュニケーション理論を学んだ彼は、「会話の弾む話し方(conversationally speaking)」という独自のワークショップを開発し、全米各地の大学の授業やワークショップを通して、年齢も職業もまちまちの幅広い層の人たちに会話のスキルを教えてきました。彼のワークショップを受けた学生の数は優に五〇万人を越えると言われています。
読者は本書を通して、さまざまな会話スキルに触れることになるでしょう。以下に掲げるのはそのほんの一部です。

● 会話が弾む質問の仕方
● 相手の興味を引く話し方
● 受け入れられやすい誘い方
● お互いの理解を深める会話術
● 批判に建設的に対処する方法
● 他人に操られないようにするための返答術
● 相手が話したくなるような聞き方

コミュニケーションのスキルは元々、家庭を中心とする地域の社会生活の中で育まれていくのが自然ですが、現代のように核家族化が進んで地域社会が機能しなくなり、一家団欒という言葉が死語になってしまっているような状況では、家庭生活の中でそうしたスキルを育くむのはきわめては難しくなっています。現在の会話本ブームはそうした背景から生まれてきているのでしょう。読者が本書で得られるスキルを実生活に生かし、社会の中でもっと自分を発揮できるようになってもらえれば幸せです。

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プロフィール

菅 靖彦菅 靖彦

1947年、岩手県花巻市生まれ。
国際基督教大学人文科学科卒業。
1980年代の初めより、トランスパーソナル心理学関係の著作の翻訳をはじめ、ケン・ウィルバーやスタニスラフ・グロフなどトランスパーソナル心理学を代表する心理学者の主要な著作の翻訳に参加。
自らも『変性意識の舞台』(青土社)を著し、人類の変容を唱える。
その一方で、グロフが開発したホロトロピック・セラピーの実践にあたり、下北沢のMACAギャラリーを拠点にした創造性のワークショップを展開。
日本トランスパーソナル学会副会長。
http://homepage2.nifty.com/sugaworld/

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