toniのおかえりなさい ~こころ・からだ・スピリットの放浪~

2007年06月

Unleashing your spirit

おかえりなさい。
梅雨入りしましたね~。幼い頃、実家の前が田んぼでした。夏になると蛙の大合唱が子守唄でした。そしてカブトエビ。あれをしょっちゅう竹串に刺したり、昆虫採集セットに入っている「しびれ薬の注射」を打ったりして。残酷やったなあ・・・ごめんなカブトエビさんたち・・・と思います。短い稲の苗が並んで、少し遠目に見ると緑の絨毯みたいな田んぼを見るだけで顔がほころびます。(あ、カブトエビさんたちへの懺悔も、さりげなくしたりして)

突然ですが6月20日からアメリカに行きます。アフリカの太鼓・ジャンベを使った瞑想を私に教えてくれた師匠のココモンと奥さんのアイ―シャが主催する合宿ワークショップに参加するのが今回の渡米のメインイベント。今回は森の中で、ネイティブアメリカン・LAKOTA族の儀式、お話、太鼓あり、環境活動家のお話あり、キャンプファイヤーを囲んで、ココモンのリードによるジャンベ瞑想!などなど、盛りだくさんの2泊3日です。 

光栄なことに、合宿中のお食事を私Toniが作らせていただきます。今回のお料理とお食事はワークの一部のため、参加者もお料理を手伝ってもらいます。食材や、一緒に手伝う人との繋がり、ふれあいを感じてもらうお料理ワークのリードを私は担当します。全ての調理時間は「無言」で行い、食事中は「無言」です。「言葉によるコミュニケーション」に慣れた私たちが、美味しいものをいただきながら無言でコミュニケーションするには、創造力が刺激されて楽しいですよ。
自分の中にある「魂の泉」。母なる大地と父なる空から恵まれた命の力を解放することが合宿のテーマです。ココモンのGa族では「自分の命を癒すことを始めた人は、その7代前の祖先までが一緒に癒されるといいます。つまり自分を癒すことを始めた人は決して孤独にはならないという事です。帰国後報告を書きますね!

SUMO!(Ga族の言葉で「愛」という意味です。)「相撲」(笑)!!

せかいにひとつだけの~

 おかえりなさ~い!今日はいい天気の大阪です。みなさん週末はいかがおすごしでしたか?
私はヨガとジャンベ瞑想をしていました。このブログを見て参加してくださった方が居て、とっても嬉しかった!!ヨガの真っ最中に大雨と雷が!!気持ちよかったですよ。
幸い、ベランダに干していた布団も濡れず無事でしたし、ご機嫌な週末でした。さてさて・・・

 私たちは日常生活で、いろんな方法で食材に触れています。
家庭菜園から、お店から、食材たちにお家に来てもらい、お料理して、またはお店で注文して食べて、体の中に入れる。体の中で消化吸収される。食材はこのプロセスでどんどん形を変えていきます。その一部は体をつくり、一部は排泄されてまた土に戻っていく。その土はまた、新しい種を養い、草や野菜、花になってくれる。私たちは常に食材に出会い、触れています。一期一会、人や出来事との出会いと同じですね。

 5年ほど前に、東京の学芸大学駅近くにある創作オーガニックのレストランのチーフシェフを辞めて、当時5歳の息子と二人で私の生まれ故郷の大阪に戻りました。15年間続けた厨房仕事から少し離れたかったんです。これからどう生きたいか、考え始めた頃です。

 私は高校を出てからすぐにケーキ屋さんでケーキ職人見習になりました。体調を壊して辞めた後、履歴書に書ききれないほど、いろんな仕事をしました。いちおう、メインの仕事は小さな無国籍料理店のマネージャーでしたが、かけもちで焼き芋の実演販売や酒屋の経理、博覧会で通訳・・・いろいろやりました。近所の内科医院でナース服を着て診察補助やレントゲンの現像をしたこともあります。
それでも職歴として通用するのは調理しかありません。高卒で30代のシングルマザー。英語ができても、職務経験が無くて仕事がありません。

 しばらく無職でお金が底をついた頃、役所から紹介してもらったのは、小学校の給食調理員でした。最初、正直言って嫌でした。プロの料理人の私が給食のおばちゃんだなんて。一日中、巨大な調理器具で大量調理をするなんて、耐えられないと思いました。とはいえ、家賃も、息子のご飯代も無いから贅沢言うてる場合ちゃうし、とにかく出勤しました。実際の調理は勤務歴の長い調理員さんの仕事です。私が鍋や器具に触れるのは、使い終わったものを洗う時だけでした。

 私は、毎朝届く有機野菜を箱から全部出して、うちのお風呂より大きな二槽シンクにお湯と水を溜め、水を流しっぱなしで野菜を全部二度洗いし、皮を剥き、葉野菜などは縦半分に切って、また洗って、土を完全に除去し、壁の向こうで包丁を持って、大きなシンクに水を溜めて待ち構える調理員さんに「流す」。その調理員さんが野菜を切り、次の調理員さんに渡す。流れ作業のスタート地点に居る私は、透明プラスティックの壁で隔離された部屋で一人、壁の向こうから無言で「早くしろ」と目だけで語りかける先輩調理員サンたちの視線に、ややビビリながら朝早くからシンクに浮かぶ野菜たちと、無言の対面を続けていました。

 ある日、200個ほどのピーマンのヘタを取っている時、その形や色、大きさが違うことに気づきました。種のつき方も、ヘタの大きさも違う。この世には一つでも同じピーマンは居ないんだ。こんな当たり前のことに初めて気づいたんです。
 「せーかいにひとつ~だ~けのピーマン♪」と、どこかで聞いたような歌を、一人で生ぬるい風呂みたいな水槽の前に立ち、私は頭の中で繰り返しつつ、一個のピーマンを手や指、包丁で感じていました。だんだん楽しくなってきました。幸い大きなマスクをして帽子をかぶっているため、私が一人で歌いながら楽しんでいる様子は誰にも分かりませんし、作業の手さえ早ければ文句も言われません。その日から毎日、違う食材に触れられることが楽しみになりました。それから、食器や鍋を返しに給食室にやってくる小学生達は、私が洗って掃除した野菜を食べてくれている、という事にも気づきました。
お洒落なレストランで、創作料理を作っていた頃と同じく、忙しいことに変わりはないけれど、ここでは「誰かに認められたい料理人の自己主張」から離れ、静かに食材に触れて感じあう時間をもらえたと思います。嫌なこともありましたがね。

 給食や学食、社員食堂・・・大量に調理し、大量の残飯が廃棄されている毎日の現実。これは、多くの飲食店と同じです。とても悲しいことです。このもったいない行為に対して、私ができることは何なのか、今も分からず、胸が苦しいままです。現在はレストランで料理する仕事をやめて、ワークショップや出張料理を通して人に出会わせてもらっているなかで、ゆっくりでもいいから発信したいな、と願っています。

yoga & meditation 6/10

おかえりなさい。
今日は宣伝で~す。
私は去年の12月から毎月最終土曜日の朝11時半から、アフリカの太鼓ジャンベを使った瞑想会を開いています。これは「ココモンクラブ」と名づけていて、瞑想一時間の後、みんなでト二ーのお料理「ココモンランチ」を食べてもらっています。

場所は大阪市西区九条南の「自由空間ミューラシア」http://www.mmjp.or.jp/mulasia/space/という会場を借りています。

この会場はレンタルスペース、また音楽スタジオ、ドラム、タブラ、ジャンベなどの教室も行っています。

このミューラシアで毎月、とっても簡単で気持ち良いヨガを教えている「いっちゃん」と出会い、
2月から、toniの毎月一回「ゆるヨガ&ジャンベ瞑想会」も始めました。

このヨガ&ジャンベ瞑想会、今月は6月10日(日)です。
スケジュールは以下のとおりです。

☆朝11時~ ゆるヨガ (約70分) 
☆12時半~ ジャンベ瞑想(約1時間)+シェアリングタイム30分程度

参加費:4,000円(+ヨガマットレンタル料300円)

ヨガまたは瞑想だけの参加も受け付けています(各2000円)
ヨガマットやジャンベ持参、大歓迎です。
年齢性別関係なく、楽しめますよ。日曜朝からユルユルになりましょ~♪
途中で寝ちゃってもOKよ。私も毎回リードしながら気持ちよくて寝そうになります。

お申込みは aho1017@feel.ocn.ne.jp まで

◆ジャンベ瞑想 (Mindful Drumming)とは?

アメリカ・カリフォルニア州オークランド在住ガーナ出身のジャンベマスターKokomon Clottey氏が
始めた瞑想法。正式名は「Mindful Drumming」マインドフル・ドラミングです。
呼吸とカラダの動きを意識しながら、3分ごとに簡単なリズムを変化させて太鼓に触れ、音とリズムのバイブレーションで心と体を休めるリラクゼーション法です。
難しいリズムは一切使用せず、年齢性別国籍問わず誰でもできます。楽器が苦手な方でも大丈夫。
この瞑想会は、ジャンベを打ち鳴らしてトランスに入る音楽系の集まりではありませんので、気楽に参加できますよ!なんてったって、リーダーの私ですら今年になって初めてジャンベを楽器として習い始めたくらいですから(笑)。

この瞑想サークルの目的とは
①心と体のリラックス(安全、安心)
②人の音を「聞く」ことを体験する
③つながり、一体感を体験し、コミュニティを作る

というものです。ぜひいちど体験してみてくださいね♪

感じて食べる

おかえりなさい。
先週は大阪、京都などでは大雨が降りました。雷がキレイでした。満月もキレイに見えましたよ。今日は5月30日から6月3日まで京都の乾窓院というお寺で開催されていた合宿ワークの一部である「食べるワーク」について書きます。

 センサリー(感覚)・アウェアネス(気づき)のジュディス・ウィ―バー氏が来日し、5日間ひたすら「自分の体を感じるワーク」を行いました。私はスタッフなので、少しだけ参加させてもらい、その他の時間は参加者の皆さんのお食事を作らせていただきました。朝起きて座禅をし、朝食を準備し、無言でいただく。目を閉じて食事をする体験も何度か行いました。このブログで最初に紹介したピーナツ噛み体験と似ていると思います。私は目を閉じて食べると、五感が研ぎ澄まされるので好きです。一人の時にやってみるといいかも。こぼしても「行儀わるいな~」なんて言われないし!あ、でもこぼして服や絨毯についたらシミになる食べ物は避けたほうがいいですよ。抵抗がなければ、箸やフォークだけでなく、手で食べるのをおすすめします。同じ「食べる」行為でもずいぶん違うのでおもしろいですよ。

 今回、目を閉じて食べてみて分かったことは、「箸で触れている感覚」でした。ある日のお昼ご飯で「胡瓜、豆腐、ピーナツ、黒豆、ひよこ豆、枝豆、金時豆、トマト、玉ねぎ」が入ったサラダをお出ししました。自分の小皿に乗っている野菜たちを、目を閉じてお箸で探します。コロコロしてるからなかなか挟めない。やった!何か挟んだぞ~。何かな~?

 お箸を持つ私の指は、挟んだ食材の固さ(または柔らかさ)、皮の厚み、重さ、大きさや材質などを感じています。棒を通して何かを感じるなんて、すごいなあと思ったけど、そういえば30年以上お箸などを使って食べてるから、自然に感触を覚えているものですね。私たちが衣服の下で、風や水や椅子の背もたれを感じるのと同じことですよね。

 箸で挟めた食べ物を「あ!これは胡瓜やな!」とか思いながら食べるんです。胡瓜と舌と歯の出会いがとっても新鮮な気がします。なんか胡瓜が愛しくなります。この子、エエ歯ごたえに育ったな~、とか。胡瓜は目を閉じていても、その存在がわかりやすいですね。5種類ある豆は口に入れて舌や歯に触れないと種類が分かりませんでした。意外だったのが豆腐とトマト。「これは間違いなく豆腐や。」自信満々で口に入れたら、甘ずっぱくて、それがトマトだってわかるんです。料理人のくせに食材の感触が箸で分からんのかいな・・・って、私のゴマ粒程度のプライドが傷つきました(笑)。でもさ、考えてみたら、皆が目を閉じてるわけです。私が豆腐とトマトを間違えて食べてたなんて誰も見てない(見てたとしても、言わんかったら一生分からんやろう)。この時、いかに自分が他人からどう見られるかを、日常的に意識してばかりだな、と気づきました。

 さてさて、食べることに話を戻しますね。目を閉じて食べると、目を開けている時よりも食べることに集中しやすいみたいですね。
沈黙の食事が初体験だった方もおられました。ジュディスは「目を閉じて食べよう」と提案しただけなのに、食事中はほとんど誰も声を出しませんでした。数日間、寝食を共にすると自然と親近感が湧いてくるのか、後半の頃、沈黙の夕食では「手で食べる」「笑う」「食感について話する」など、同じ沈黙でも全く違う雰囲気の食卓になりましたよ。

 楽しみながら、静かに食事をいただく。黙ってても楽しい時間をすごせるっていいですね。そこに美味しいものがあると、自然と顔がほころんで、愛が広がるのかな。

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