
おかえりなさい
10月26日から28日まで 京都の乾窓院というお寺で、ハワイ在住の女神画家:小田まゆみさんによる女神ワークショップが開催されていました。
この度 私は参加者&料理担当の二役。このお寺のワークでは、いつもこんな感じです。
アメリカに居た頃は心理系のセラピーとか、自分を見つめて表現できるワークショップには数回参加していました。この時は本当に100%参加者でした。完全に参加者の位置でワークを体験することによって、ワークショップのファシリテーター達の個性的な在り方、ワークの進め方、参加者への対応の仕方など、たくさん学ばせてもらえたと思います。
100%参加も楽しいけれど、今回のように、少し距離をおいた時間を持って客観的な立場からワーク全体の流れを見るのも、いい体験だと思っています。
このお寺の厨房のガス台は4つもあるので、お料理がしやすいです。そしてガス台の前に窓があって、そこからお墓と日の出が見えます。
私はこの厨房が大好きです。お墓を見ながら粥をかき混ぜていると、先人たちが かまどの火を見てくれている気がします(いや、ガスコンロなんですけどね、実際は)。調理している間、たくさんの先祖のエネルギーに守られていることを実感できます。
ワーク2日目の27日は、朝食の後で野口整体の活元運動をしてから、美しい音楽に合わせて、体の動くままに任せて動く1時間のワークをしました。
私は最初寝転がって伸びたり縮んだりしていましたが、そのうち気持ち良くなって眠りました。音楽も周りの人の存在も感じなくなりました。しばらくすると、咳や嗚咽や歌声、うなり声が聞こえてきました。
そんな声や音がすべて、分厚い布団の向こうから聴こえる感覚。
私は母親の胎内に戻っていました。唸り声や嗚咽が、次第に「出産時の母の声」だと感じ、私は自分が生まれるのだと自覚しました。うずくまってしばらく、そのままで居るとまた寝ていました。
気づいたら、私はただ寝ている赤ちゃんになっていて、なーんにも考えてない、リラックスした状態に居ました。誰かに愛してもらおうとか、分かってもらおうとしていない。ただ、今を感じてるだけの自分。
次の瞬間、私の唇が母親のおっぱいを思い出しました。柔らかくて弾力のある乳首。
そして、そこからほとばしる、優しい味のミルク。舌と喉が、あの母乳の味を思い出しました。
体はすべての記憶を持っているといいますが、本当にそうなんだと思います。
なんて 美味しいんだろう。私の母親は、2年以上私におっぱいを飲ませてくれていたそうです。
あの美味しいものを、この世に生まれて初めて飲ませてもらっていた贅沢な私。
母親への感謝が、あふれました。そして美味しくて嬉しくて、私はうつ伏せになったまま、体中を大きく伸ばして、大声で笑っていました。
約1時間のワークが終了し、小田まゆみさんが「体験したことを、絵に描いてみてください。」
と言いました。画用紙に円を描き、「曼荼羅」と見立て、自分の曼荼羅を描くのです。
私はここで、昼食の準備のために厨房に戻ります。
私の曼荼羅を描くために。
これがその時の、私の曼荼羅です。
「ビ-茄子(Venus)」と名づけました。茄子のしょうがあん炒め煮。
女神ワークだもん!それっぽいでしょ(笑)
食べられる曼荼羅だね。しかも人の栄養になれるなんて、こんな光栄なこと、ほかにありません。
今回の合宿ワークショップの食事は、「応量器」を使わせていただきました。まゆみさんご自身も長いこと禅を学んでこられたこともあり、応量器でいただくのが、彼女のワークにはピッタリだと思います。
先日、柿沼忍昭和尚から教わった作法のような難しいことは無理なので、シンプルに食べるために使いました。私はできるだけ、忍昭和尚から教わった食べ方で静かに食べることを試してみました。やはり素晴らしい作法だと感激しました。
「応量器体験・食べる瞑想」http://blog.sq-life.jp/toni/log/001904.shtml
食事の後は、曼荼羅を見せて全体シェアリングの時間を持ちます。みなさんの体験はそれぞれ異なり、その体験を聞かせてもらえるのが、本当に嬉しいです。私は絵を描いていないので、「私の曼荼羅はビー茄子でした。」と伝えて、自分が母乳の味を思い出した体験をシェアしました。
まゆみさんに「だから、あの味が作れるのね。あなたのお料理は マザーズミルクなのよ」と言ってくださって、感激しました。本当に嬉しかったです。今こうして思い出しても涙があふれちゃいます![]()
朝は座禅とおつとめ、そして歩く瞑想など、ゆ~ったりした2日半のワーク。少しずつ自分の中の女神にリコネクト(つながる)していきます。
10月の満月は、地球と月の距離が最も短い「近地月」だそうです。パワフルな時期のワークだったんだ!と納得。
去年、初めてまゆみさんにお会いした時、「この人のワークで料理を作りたい」と思っていました。
1年4ヵ月後に実現しました。思えば叶います。
次は、まゆみさんの居るハワイ島のジンジャーヒル・リトリートでお料理したいと思っています♪
このようなチャンスをくださった村川治彦さんに感謝です。アディオス!!

おかえりなさい
10月21日 夜中ちかくに ベッドの上で目覚めたら
右側に知らない看護婦さんが立っていました
「あれ?なんだっけ?なんでここに居るんだっけ?」と思ったのは
多分ほんの3秒くらいでしょうか
「あたし 生きてる!ありがとう!!」わはははは~!!!って大笑いしました
自転車ごとトラックに衝突し その時だけ被っていたヘルメットのおかげで
6時間 意識を失った後、私は生身の体に戻らせてもらいました
あれから8年経ちました
事故にあってから3~4年は 生かしてもらった事に感謝するのも忘れ
仕事と生活に覆い被されて追われて逃げてる感じ
生きることを喜ぶのを避けて そんなことをしたら不幸になると思い込み
自分は幸せになりたいくせに なろうとせず 人や家庭環境や過去のせいにしていました
「どうせアタシなんか」「やっぱり人はすぐに裏切るんだ」と考えていました
頑張って生きたけど 空回りでした 楽しんでないから・・・ いや、
楽しもうとすら していなかったから
楽しめるのは お金持ちだけだ とかね
美人な人だけだ とか 本気で思ってたよ アタシはこの国に、この親のもとに生まれたせいで、何も得られなかったんだっ、て。あははは ばかだねー
そんな感じだったから、10月21日 自分の第二の誕生日について
しばらくは考えたことも ありませんでした
あの時はすごかったな~、あれからよく頑張ってここまで来たよな~、と思ってた。
ただの過去としてとらえていました。人生の上で、ちょっと人に語れるドラマチックなネタとして。
それがここ二年ほど、この日にココモンという師匠に出会った事がきっかけで
私の意識の中で、この日が、とても楽しみな日になりました。
過去として受け止めていた日が 未来への一つの扉に変わった、とでも言いましょうか。
もともと、誕生日が大好きだからかもしれません
ケーキが食べられる、とかロウソクを年齢の数だけ用意してもらえる、っていう
子どもの頃のワクワク感が 体に染み込んでるんだね。
10月21日に特別 毎年何かが起きる、ってわけじゃないんです
ただただ 感謝 感動しやすい自分になれるだけ
あの時 目覚めなければ この瞬間は味わえてなかったはず・・・と、思えるからです。
朝日を見て 涙を流します
水を口にふくんで 口の中の水をゆっくり味わえる 『生』を喜ばせてもらえる
愛する彼に電話して 彼の声が耳に震動として心地よく響くのを感じてる
古い和菓子屋の前で 植木にお水をあげている おばあちゃんの曲がった腰を眺めた
初めて出会えた人や、再会している人と お弁当食べながら
お話を交わせている今を 思い切り味わったり
毎日 こうして喜べたら もっといいんだろうけどね すぐ忘れちゃうよ
一年で 一日だけかもしれないけど こういう日 あることが嬉しいです
一年で何回も あの事故の日を思い出しては また この気持ちに帰ってこれる
そのことが嬉しいです
今年の10月21日は 大好きな村川治彦さん主催の統合医療フォ-ラムの会場に居ました。
大好きな まなみんにも会えた♪
その夜は、オリオン座流星群が 見えやすい日だったそうですね!
昨夜は酔っ払って 夜空の下を 気持ち良く 一人で歩いてたのに 星を見るのを忘れてました あ~あ
でも やっぱり幸せです ふふふ ありがとー
おかえりなさい
お気づきの方も居られるかしら・・・?
SQのトップページの右端になにやら新たなコンテンツ登場・・・
なになに?
「魔女っ子Toniのままごとレシピ」??
ダレだよ~ それぇ~?
・・・はぁい。私で~す。
これから、私と、私の丹田に居る「長老」の師弟漫才と一緒に
ちょっと変わったお料理レシピを御紹介していきます。
何が飛び出すか、お楽しみに!
おかえりなさい。
10月26日満月の夜から、女神画家:小田まゆみさんの女神ワークショップを行います。私は去年参加して、すばらしい体験をしました♪
toniはお抱え料理人をさせていただきます。
今回はベジタリアンのお食事の予定です。
お寺で週末、静かに自分と対話してみませんか?
小田まゆみ「女神」ワークショップ
■開催日:2007年10月26日(金)18時~28日(日)12時
■会場:乾窓院 (京都市上京区)
■主催:イーストウエスト対話センター
■概要:
自分の中にある思いやイメージを、絵や身体のうごきなど、いろんな形で表現すること、創造活動も自分自身に起こっていることを見つめる瞑想になります。この3日間は外側ばかり見ている日常をお休みにして、内側のイメージからだを大切にしながら、自分のこころ、からだに気づいてみたいと思います。様々なプロセスを通して、自分の中にある本当の創造性を体得するきっかけになればと思います。
■講師:
小田まゆみ女神の版画等で知られる国際的な画家・環境活動家。自宅のあるジンジャーヒル農園(ハワイ島コナ)は、パーマカルチャーの実験農場であると同時に、リトリートセンターとして様々な人の癒しと学び、交流の場になっている。著書『ガイアの園』、『女神たち』(現代思潮新社)他
■定員:15名
■参加費:38,000円(リピーター:35,000円)
宿泊費&朝2、昼1、夜1の食費込みです。
■お申込み:
下記サイトよりお申込みいただけます。
http://www.east-westdialogue.org/07oda.htm
女神塾 ~鏡リュウジ&小田まゆみ対談~
とき:10/28(日)15:00~17:00
占星術研究家であり男性の鏡さんからみた女神。女神を描くハワイ在住の画家であり、女性の小田さんが感じる女神。二人の講師が、女神文化・女性のスピチュアル性について熱く語ります。
お申込みお問合せ; NHK京都文化センター
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_454021.html
おかえりなさい
15年近くまえに初めてメキシコという国を1ヶ月、旅しました。
最初の10日ほどは旅の途中で出会った日本人2人と一緒に過ごし、その後私は一人でメキシコをゆっくりと南下していきました。途中、たくさんの人に出会い、楽しく過ごしました。メキシコ料理を教えてくれたお母さんや、スペイン語を教えてくれた子ども達・・・。屋台のフルーツサラダ屋とか、テキーラという村でテキーラ工場見学につれてってくれた人も居ました。

ある日、ある人の家にたくさん人が集まって食事をしました。広いお庭でバーベキューや踊りを楽しみます。一人の男性が私にテキーラの飲み方を教えてくれました。彼は私の左手の甲を持って、親指を少し突き出すように指示しました。すると親指の付け根にくぼみができます。
「ここにね サル(塩)を入れるわけ」といって、私の手の甲のくぼみに塩をひとつまみ、置きます。
「そして、リモン(ライム)を持って」 同じ手の親指と人差し指で櫛切りにしたリモン(ライムです)を持ちます。
「サルを舐めて、テキーラをグイっと飲み干し、リモンをかじる! これがテキーラの飲み方だよ
」とニッコリする彼。
さっそくやってみました。今舐めたばかりの塩、口に飛び込んできたテキーラ、かじったリモンから口の中にほとばしる果汁・・・
こんなにセクシーで美味しいテキーラの飲み方があると知って嬉しく思いました。
私はお料理をする時、あえて混ぜないで作ることがあります。ライブで食べてもらいたい時です。
例えば「白和え」 これにリンゴを入れるととても美味しい。
ポテトサラダにリンゴ入れても、美味しい。
じゃあさ、このリンゴ。食べる時に口の中で混ぜたら、違う美味しさがあるんじゃない?
リンゴをかじる。カリっとして果汁が口の中ににじみ出てくる。その果汁と果肉の食感を楽しみつつ、白和えを少し、口の中に加えて、リンゴと共に味わってみる。口の中で新しい味が音楽を奏ではじめます。
全部の材料を混ぜて10分放置したものと、リンゴだけ入れずに、後で「リンゴ&白和えライブセッション」で頂くのとは、全く違う美味しさがあります。どちらも美味しいの。でもね、違うの。
味噌汁だってそう。例えば油揚げを網で炙って、刻んだものを味噌汁に入れるとしたら、入れちゃうか
ライブで「かじる&汁を飲んでみる」こんなことやってみるのも楽しいと思います。すべての食感の違いや甘味の出方の違い、そんなのが分かります。
食べるのを楽しむって、こういうのも一つの方法かなっと思います。
おかえりなさい。
13日の土曜日、神戸トアロード・リビングスギャラリーというステキな場所で催しに参加してきました。
これは、北海道は札幌「虹庵」の柿沼忍昭和尚(かきぬま にんしょう)による地蔵アート展と、
修行僧が使う器「応量器」でのお食事体験ができるものでした。
私にとって応量器に触れるのは二度目でした。
応量器については、本やインターネットで調べてみてください。きっといろんな発見があると思います。
去年、京都のお寺で、ある方のアートワークショップがあり、合宿形式だったため、食事は全て、この「応量器」を器として使うスタイルでした。私にとって初体験でした。その時は応量器についてあまり知る機会はありませんでした。ただ、最後の一滴のお茶まで全て感謝し、黙していただけること。これに私は大満足していました。
私にとっては、シーンと静まりかえった部屋で、20数名が全員、静かに今、体に入れさせていただいている食べ物と触れ合う時間に、ただただ感動していたのです。
だから向こうの方から聞こえてくる「胡瓜の漬物を噛む、誰かの音」が楽しくて・・・。喋らなくても目が合うことでコミュニケートできる「つながり感覚」をひたすら楽しんでいました。
今回の応量器は、私が考えていた応量器のイメージを全て拭い去るものでした。
まずは食器の包み方。そして開き方。そして受取方、祈り、ここまで教えていただくだけで、1時間ほどかかります。そして頂くときは音を立てない。
食べ物の存在を意識して食べるだけでなく、その食べ物と自分との関係をまさに密接に「いま」の瞬間に集中して味わう・・・。ってことなのかな?と私は思いました。
たくあんを、できるだけ音を立てないように食べようとしたこと、ありますか?難しいです。
まずは、たくあんさんを口の中で左右に行き来させて、すこしずつ柔らかくしていくんですね。
たくあんを口の中で 柔らかくしてから噛んだこと、ありますか?
私なんて、たくあん切りながらパクって食べちゃいますよ!(2枚くらい食べちゃいますよ)
柔らかくなったたくあんを、奥歯でとらえて、ゆっくり、注意深く噛むわけですが、これがね、やってみるとすごい音!!
途中でお粥を食べたりすることで、米がクッションになって噛みやすい・・・とか自分のテクが身に着いてくるわけなんですけどね。1枚食べ終わるのに15分はかかったと思います。たくあん一枚を口の中でかみつづける行為が楽しくて、嬉しくて・・・。これが修行僧の方は一日3回、毎日の糧のためにあるもので、その他の修行を毎日こなされているんだ・・・と考えると、修行を実際に体験された忍昭和尚が、こうして一般家庭で普段はたくさん無駄をしている私たちに、このように素晴らしい修行を体験させてくださる事への感謝が湧いてきました。この時間、この場所に居る全ての人、もの、空気、全てに運命と必然を感じて・・・。
新米のお粥、ごましお、たくあん二枚。そして最後にいただくお茶。
この全てが私の今日を作ってくれ、明日につなげてくれるんだ。
このお食事が 本当に味わい深い瞑想の時間になりました。そしてお腹いっぱいって、食べる量に左右されるのではないこと、改めて感じました。
「食べるものの量に応じた器」応量器の名称の意味であると聴きました。
忍昭和尚のお話は全て、ありがたいものでした。
柿沼忍昭和尚ブログ "Be just be" http://bejustbe.exblog.jp/
和尚の地蔵アートはアメリカ各地でも個展と、この応量器の学び会が開かれるなど幅広く活動しておられるとのことです。
もっと深く知りたい、食の瞑想でした。
おかえりなさい
よく聞かれることがあります
「どうしたら そんなに料理が思い浮かぶようになるんですか?」
困るんです この質問
だって 何もしてないんです ほんとに
ただただ 寝ても覚めても料理と共に生きてるから いつも食材に恋してるのです
レシピは 頭をひねって考え出すものではなくて
降ってきます
夢とか、映画を観てる時とか、川辺を歩いてる時とか・・・美しい絵を鑑賞した時も
好きな人のことを考えてる時とか 頭の真中に こう、「ビジョン」が登場します
誰かの家の台所で冷蔵庫を開けた瞬間とか、目に入ってくる食材を見ていても そうなります。
「出来上がり図」の画像が見えます。それを見てると、材料は分かります。
そして味が舌に伝わってくる気がするので、その感覚に任せて作ります。
つまり 私はなーんも考えてないってことです
しかし、料理中に作り方が変わることはしょっちゅう。食材と私と、もう一人の誰かと会話しながら作っています。「つぎ、そこでコチュジャン入れるねん」「その茹で汁は、次のアレに使うんやで」など。
これを私は去年から「長老」と呼ぶことにしました。
それからは、さっきの質問をされるたびに、答えることができるようになりました!!やったー!
「はい。長老が教えてくれるんです」 これで決まり![]()
相手はどう思われるか知らないけど、ほんとなんだからしょうがない
長老のレシピは絶対に間違いはありません。私が「え~?!そんな組み合わせ絶対合わないに決まってる!!」と抵抗しても、長老のサインどおりに作ると失敗が無いんです。
私があまりしつこく長老発言をするので、今では長老は私の友人知人の間では当たり前の存在となりました。たまに「長老貸して・・・」と言ってくれる人も居ます。長老はどこでも行けるので、ときどきあなたの台所にも遊びに行くと思います。呼んであげてくださいね。
お楽しみに![]()
おかえりなさい。
最近、そこここに咲いている、きんもくせいの香りを楽しんでいます。柿もすこしずつ大きくなってきているし、お米は黄金色に輝いているし、秋はいいですね!!!
さて10月になりました。私には、とても大切な月でもあります。
2005年10月26日(水)の夜、初体験のマインドフル・ドラミング(私は日本語でジャンベ瞑想と名づけています)を体験し、ココモンから「彼女が日本でこれを始めることになるだろう」と、いきなり予言されてしまった私。
生まれて初めて太鼓を叩いた私が、日本でジャンベの瞑想をするなんて寝耳に水・・・
ココモンは淡々と、そのことを短く語っただけでした。
それから毎月2回のマインドフル・ドラミングに全て参加しました。近所だったせいか、いつの間にかボランティアも日常的に行うようになり、センターは私の居場所になっていきました。ココモンとアイーシャはまるで自分の娘のように私を可愛がってくれました。どこに行くにも私を連れていってくれ、アティテューディナル・ヒーリングについて、またココモンの部族についてのお話、平和の話など、たくさんのことを聞かせてくれました。
しかし楽しい日々も終わりがあります。私の研修期間が終わり、2006年3月、日本に帰国しなければいけません。3月に入り、私は激しく落ち込み始めました。もうココモンたちに会いたくても会えないと思うだけで、私は毎日泣いていました。
帰国一週間ほど前に、ココモンに聞きました。
「ココモン。私はいつか必ず、あなたを日本に招待してマインドフル・ドラミングをして欲しい。しかし私はジャンベを持って居ないし、ジャンベを叩ける場所も、そんな友人も一人も居ないから、本当は不安です。あなた達から離れることは寂しくて辛い。せめて、ココモンのジャンベを一つ買って持って帰りたいのだけれど・・・」
ココモンは静かな目で私を見て言いました。
「愛する裕子、マダム。良く聞きなさい。キミは日本に帰ってやるべきことがある。今からキミは、旅人として日本に行くのだ。そしてね、必ずジャンベに出会う。君と私が日本でマインドフルドラムをする日が来る事は明らかなんだ。だからキミは今、私からジャンベを買う必要はない。」
私は正直言って、かなり落ち込みました。あんなに愛してくれていると思っていたのに、本当は私が居なくなったら、この人たちは私のことなど、すぐに忘れてしまうんだ。
そう思って、一人でイジイジ、いじけていたのです(笑)どうせ外国で出会った友人なんて、そんなもんだ・・、とさえ、思ったほどです。
そして3月24日。サンフランシスコ空港から日本に旅立ちました。これまで10回以上、アメリカを中心に旅してきましたが、1年も日本を離れたのは生まれて初めての体験でした。
なんて事のない、忙しい日々が続き、6月になりました。
関わってきた性被害者支援団体の講座を開催するため、会場探しをしていました。
友人から教えてもらった会場を借りました。
7月1日講座当日。私は始めて会場の中に入りました。すると、玄関のような広い空間に見覚えのある楽器がズラリと・・・
ジャンベが並んでいたのです。ここは貸しスペースであり、同時にジャンベやパーカッション教室でもあるというのです。
「ココモン・・・もしかして、これ?」私は心の中でココモンにそう聞いていました。一瞬にして私の心に恐れが生じ、「そんなはずはない。太鼓の瞑想なんて、日本人に言ったらオカシイって言われるに決まってる」と考えました。
しかし気づいたら私は、この貸しスタジオ「自由空間ミューラシア」のオーナー、伊藤さんの奥さんに「実は私は、アメリカでジャンベを使った瞑想を体験したことがあります」と、お話していたのです。
奥さんはたいそう興味を示してくださり、「一度主人にその話をして欲しいわ」と言ってくださったんです。
しかし、それでも私の心には恐れと不信がうず高く積もっており、顔で笑って「ありがとうございます。是非お話したいです」と言いながら、内心は「どうせ、理解してもらえないに決まってる。こんな事、バカげてるって思われるに違いない」そう思っていたんですよ~。
そしてもうその場から去りたくて、去りたくて(笑)。講座が終わったら、片付けてそそくさと去りました。
できればもう、ココには来たくないなあ、とすら思ったんです。気になるくせに、避けちゃう、みたいな(笑)。
3ヶ月が経過し、2006年10月になりました。突然、友人からメールが来ました。「Toni、ジャンベ教室知ってるっていうてたよね。一回、そこを紹介してくれない?一度見に行きたいんだけど」と書いてあります。
私はドキドキしました。「またあの場所にいける。もしかしたら、ジャンベの瞑想のお話ができるかもしれない」怖さと期待が同時にありました。早速ミューラシアさんに連絡を取り、友人と二人で訪問する日を決めました。
10月14日。伊藤さんが私たちを迎えてくれました。お茶を飲みながら友人と伊藤さんがお話していました。伊藤さんは「Toniさん、前にちょっと聞いたジャンベの瞑想の話をもう少し詳しく聞かせてくれますか?」とおっしゃいました。私はドキっとしましたが、説明しました。
しかし言葉で説明しても、これは伝わらない事は、私が一番理解しています。そこで緊張しながらも伊藤さんに聞いて見ました。
「あの・・・・もし良かったら、今、ちょっとやってみませんか?」
そして伊藤さん、友人の3人で、静かに20分ほど、「ジャンベ瞑想」をしました。
伊藤さんは「Toniさん、これはスバラしい。僕の生徒にも是非体験してもらいたいから、うちで定期的にやってみませんか?」といってくれたのです!
じゃあ、とりあえずやってみようよ・・・ってな話になりました。
その日の午後、私は親しい友人の家に立ち寄り、ジャンべの瞑想が実現することを報告しました。
友人はとても喜んでくれ、私も本当に喜びに満ちていました。そんな中で、ふと私は思い出したんです。
「去年の10月21日に、ココモンに出会って約一年。ほんまに実現するなんて信じられないなあ。そういえば同じ頃にアタシ、トラックにぶつかって死にかけたんよ。そういえばあれは1999年の・・・・」
そう。同じく10月21日でした。私は生まれなおしたその日に、ココモンに出会っていたことに初めて気づいたんです。ビックリしました。そしてこれは運命なんだろうな・・・と思いました。
私は、興奮して、伊藤さんに「10月21日の話」と、「このジャンベ瞑想を実現させてくれる伊藤さんに出会えて、心から感謝している」という気持ちをメールに書いて送りました。
すると、すぐに伊藤さんからお返事が来ました。そこにはなんと・・・
「Toniさん。あのね実は10月21日は僕の誕生日なんです。これはもう運命としか言いようが無いし、僕ができる事はいくらでも協力しますから、どうぞうちでジャンベ瞑想をやってみてください」と書いてあるのです。この時点で、アタシには「偶然とか必然とかなんとか」は、どうでも良くなりました。
思ったことは叶うんだ。それを信じることにしました。
2006年12月16日。第一回目のジャンベ瞑想が開かれました。そして翌年1月27日からは、毎月、アメリカと同時刻に1時間の瞑想を行っています。ココモンと私の夢は、世界中の各地で、同じ時間に心を合わせて太鼓を叩く人たちが増えていく事です。まずはアメリカと日本。次はどこになるのかな。
私とジャンベ瞑想の出会いは、そのまんまアティテューディナル・ヒーリングとの出会いになっていきました。2年前、ココモンに出会う日まで、アティテューディナル・ヒーリングの存在を何も知らなかった私は、特に勉強したわけでもありません。ただジャンポルスキー氏の本のファンだった。ただそれだけでした。
ココモンとアイーシャとの関わりを通じて、教科書なしで、ときには太鼓で、アティテューディナル・ヒーリングを体感しています。
これからどんな出会いが続いていくのだろう。まだまだ旅が続きます。
おかえりなさい。
ずいぶん時間が経過してしまいましたが9月15~16日に奈良県で開かれた「ホロトロピック・プレスワーク」のワークショップについて書いてみたいと思います。
ホロトロピック・ブレスワークとは??
「ホロトロピック・ブレスワークはスタニスラフ・グロフによって創始された呼吸法。
LSDのような薬物に頼らずに人を変性意識状態へと導くための方法として開発された。トランスパーソナル心理学における代表的なセラピー技法として実践されている。時に幽体離脱を引き起こしたり、心身に危険を伴う場合もあるので、正しい指導者の元で行うことが推奨される。
やり方は、横になって目を閉じ、音楽をかけながら深くて速い呼吸を行うというもの。内面に目をむけ、呼吸に集中する。音楽はクラシック、宗教音楽、民族音楽などが使われる。一つのセッションは2時間半ほどである。」
(Wikipediaより引用)
とあります。私自身も未経験のワークでした。
このワークのファシリテート役は、アメリカ・カリフォルニア州にある「エサレン研究所」(Esalen Institute)
で24年間、マッサージやダンスワーク、「動く」ことを基本にした瞑想など彼女独自のスタイルで教育やワークショップを行ってきたエレン・ワトソンさんでした。
彼女とも初対面でした。今回Toniの役割は「通訳」
エレンの通訳の条件として「参加者と一緒にダンスもワークもできる人」
ただ言ってることを通訳する人では、参加者に距離を感じさせ、安全な場所作りの妨げになる」ということでした。ありがたいことに白羽の矢が(?)私に・・・。
踊れて通訳できるなんて、こんな楽しそうなお仕事、やらない手はありません!私はダンスが大好きです。サルサやレゲエ、民族音楽も、盆踊りも何でも大好き!
二つ返事でOKさせていただきました。
2日間のワークショップは、まず気功から始まり、その後20分ほどの軽いダンス、その後、激しく大音量の音楽(ロックやヒップホップなどなど)で1時間ほど踊りまくります。50名ほどの参加者がそれぞれ、直感で二人一組になり、2日間のパートナーを決めます。
午後からは各自持参したエアマットやブランケットなどを敷いて、心地よい空間作り。
「ブリーザー(呼吸する人)」と「シッター(見守る人)」を決め、ブリーザーは横になります。シッターは
ブリーザーの横に座り、ブリーザーを見守ります。余計なお世話はしないこと。これが決まりです。
ブリーザーが頼めば、お水を飲ませてあげたり、トイレに付き添ったり毛布をかけてあげる。だけど要望が無い限り、シッターは「ただ、そこに一緒に居ること」これが役目です。
いよいよブレスワークが始まります。部屋は真っ暗です。リラクゼーションを20分ほど行い、激しい音楽が始まります。あまり心地良い音楽ではなく、民族音楽でもシャーマニックな、なにか儀式の場面を思い起こすような、そんな音楽。それが大音量で流れ続けます。その間、いわゆる「過呼吸」を1時間行います。
私は通訳なので、一緒に寝転んでワークの体験はできませんが、座って過呼吸をしていると2分ほどで頭がグラグラしてきました。いろんな記憶が呼び起こされました。子どもの頃のレイプ体験が真っ先に戻ってきました。私は暗闇で震え、大音量の音楽に任せて泣きました。
3分ほど泣き続けると、吐き気がしてきました。一瞬にして、ものすごい深い眠りに落ちました。おそらく1分くらいだと思いますが。
共同ファシリテーターのBASHOに肩を叩かれ、「そろそろ、皆をチェックしていくよ」と言われて立ち上がった私の頭はすっきり。実はこのワークでどんなことを発見するか、とても楽しみにしていた私は、ワークの5日前から断食していました。そのおかげで、体がとても素直なんです。
(注)このワークに断食は必要ありません。あくまで私の趣味ですので、誤解のありませんよう。
数箇所に置かれたロウソクの灯りを頼りに、暗い部屋を歩き回ります。
過呼吸を続けたブリーザーたちは、それぞれの反応をしめしています。
体は生まれてから全ての瞬間を記憶しているといいます。たとえ私たちが心や頭で思い出せなくても、体は一瞬一瞬を全て記憶しています。ですから、このようなワークでは、普段自分が抑圧しているトラウマや感情が体の痛みとして現れることがあります。これは全く正常な反応であり、素晴らしいことです。
そのトラウマとは、本来、自分のものではありません。しかし私たちは、自分をその瞬間に守るために何らかの反応をして自分を抑圧することがあります。その一度の反応が成長過程で日常化する場合もあります。継続的な虐待や心理的および肉体的な抑圧がある場合がそうだといえます。
その虐待行為と防衛反応(つまり自分を押し殺すこと)は一つの儀式のために「セット」になります。
それが習慣化すると、日常のあらゆる場面で、その人はその防衛反応を無意識に実行している場合も多くあります。
このワークでは、一人一人に現れた体の痛みや痺れ、重さ、不快さにフォーカスします。一人ずつ、
「心、頭ではなく、体がいま、何を感じている?」その質問を一人一人になげかけます。
私たちの日常で、自分の体が感情をどのように体感しているか。そのことに意識を向けることは、あまり無いものです。
そしてこのワークの中で行う事は、まず「あなたの体は、今、どのような状態か?どこがどう感じているか?」に意識を向けてもらい、不快に感じている体の部分を「抑圧された部分」と見なし、そこに思い切り圧力を加え、自分自身で、その圧力に、文字通り「体を張って」抵抗することを体験します。
「今、心がどう感じているか」と言うことだけに捉われると、私たちは体の感覚を置き去りにしがちです。
このワークで素晴らしいと思ったところは、「今、どう感じている?」と聞かれた時に、
「寂しい感じ」と応えた人に対して、「その寂しさを、あなたは体のどこで感じている?」
と、あくまで体の感覚にフォーカスし続けるところでした。
私自身、ここ数年間で、トラウマを解放するワークをいろいろ体験する機会がありました。
中でも、体の感覚にフォーカスし、体を思い切り感じて、自分にとって邪魔だった思考パターンを手放すのに、最も役立ったのは、こういったカラダを感じるワークだったといえます。それはダンスだったり、呼吸だったり、護身術だったり、絵を描くワークだったり、いろいろあります。
ホロトロピック・ブレスワークを通して、たくさんの人が自分の思考の癖から解放されていく様子を見せていただきました。私にとっても、忘れがたい素晴らしい体験でした。
また来年もこのワークが行われるそうで、とっても楽しみです。
みなさま、おかえりなさい
こんにちは。お元気ですか?少しだけ涼しくなり、稲も実をつけて、その首を少しずつ垂れるようになってきました。
美しい名月、楽しまれましたか?
さて10月もヨガとジャンベ瞑想の会をおこないます。
◆2007年10月14日(日)11時~午後2時くらいまで
場所:自由空間みゅーらしあ
大阪市西区九条南3-10-15
http://www.mmjp.or.jp/mulasia/space/
参加費:4000円(ヨガマットレンタルの場合300円追加)
ヨガのみ:2000円(マット台300円)
ジャンベのみ:2000円
当日は軽装でお越しください。または着替えをお持ちください。
水やお茶も持参ください。
ちょうどお腹の空く時間帯です。ヨガとジャンベの間に20分ほど休憩がありますので、おにぎりやパンなどを食べていただいて構いません(各自持参、これは食事付き瞑想会ではありません。ご了承ください)
ご参加を心よりお待ちしております。
愛を込めて
Toni
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