
おかえりなさい
さて、朝のお買い物を終えました。
藍織成さんのお2階のお部屋を、みんなでワイワイやりながらお掃除。
まりさんは颯爽と手ぬぐいを頭に巻かれて、カッコよいです。
参加者の方々、快くお手伝いをしてくださいました。ほんと和やかな朝。
お掃除が終わった頃、ぼちぼちと参加者の方々お集まりになりました。
今回は応量器を袱紗で包むことから始めてみました。
(ちなみに4月の大阪&滋賀では、袱紗を開くことから始めたのよ)
古い旅館の座敷は、窓や桟のデザインが素敵だす。
その素敵な空間に、応量器がすっごく似合う。この図は、かなりかっこいいよ。
応量器は、展鉢した状態でも、袱紗に包まれた状態でも、場所を選ばずカッコいい。

モダンなお部屋にも似合うし、古い日本の建物にも、しっくりと、その存在感が沁み込む。
環境によって表情が変わるんだよね。おもしろいです。
今回は、地元のフリーペーパーの方が取材に来てくださいました。
ちょうど器の数に余裕があったので、せっかくだから記者さんにも参加してもらっちゃいました。
師匠が最初に応量器とは、を説明されて、さっそく「包み」がスタート。
これを始めると、個々のキャラクターがはっきり現れます。
首をかしげつつ、皆さん真剣に包む練習をしています。
さて私は中座して厨房に。・・・ってなわけで、皆さんの苦悶は見てませ~ん(笑)
たくあんを薄くスライスして器に盛りつけ、生姜を細く切って混ぜておきました。
ごま塩も準備OK.
ガルバンゾと大根、人参の練り胡麻味噌和えも、大根の葉を茹でて刻んだものをまぜて、色目もキレイです。
準備はバッチリ!今回は包丁も忘れてないしぃ~
番茶も煎ったし。私ってほんとにいい仕事するわぁ、一人でウットリしていたのであ~る。
道の駅で、「ふたみ舞」という、5色くらいお米が入ったものを買いました。
「お粥はこれを使いなさい」と師匠から指示。
自分に酔ってる間に、お粥ができた♪ 二見のお塩で最後の味付け完了。美味しい美味しい。
ここで二見のお塩をご紹介しますね。
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二見「岩戸の塩」
■岩戸のお塩の説明から引用:
岩戸の塩は焼き塩です。水分、にがり分を塩の中に完全に焼きこんでしまいます。
にがりの主成分は塩化マグネシウムという成分で苦味があるのが特徴です。
したがって、にがり分をそのまま残すととても苦く感じます。しかしそのにがり分を最後まで焼ききってしまうとその苦味は旨味に変わり、味がまるくなり甘みさえ出てきます。
これはマグネシウムが熱され酸素と触れる事によってアルカリの性質に変化します。
これにより、粒子はサラサラになり味もまるくなります。岩戸の塩が黄色がかっているのもこのマグネシウムや鉄分の化学変化によるものです。
途中まで白かった塩が仕上げの最後に黄色に変化します。それをさらに焼きあげる事によって淡いクリーム色に変化します。
化学的に考えるとこういう事になりますが、やはり大切なのは心を込めて作る事です。急いで仕上げようとすると仕上がりもやはり粗くなります。やさしく丁寧に仕上げるとやわらかくきめの細かいものになります。
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藍さんとお喋りしながら、美味しくできた粥の鍋の蓋を手に持ったまま踊る私。
クルリと回ったその瞬間、私の視界に飛び込んできたものは・・・・・
買った時そのままの「ふたみ舞」 ⇒まっさらですがな、開封してまへんがな。なんで??
・・・・・し・・・・・しまった・・・・。普通の白い米(私が持ってきた分)を使っちまったぜ!
うぅ・・・・またやってしまった。警策じゃ~(ビシっ)
ワシはなんてドジなんだろう。でも仕方ないのでそのままお出しします。
(っていうか、ふたみ舞をお粥に使うなんて、誰も知らないわけで。つまり師匠以外にはバレないさ!)
などと心の中でつぶやいてみたりして。
っちゅうわけで、白粥です。
「ト二さん、そろそろ食事を始めましょうか。今日のおかずは何ですか?」と師匠が聞かれたので
「はい。ひよこ豆と大根の練り胡麻味噌和えです」と答えると
「また意地悪なものを作ったな。ほんとにこの弟子は毎回、食べにくいものばっかり作るんですよ。前なんて音が出る筍を出すし。今回は箸で取りにくそうだな。全く・・・」
確かに前回は意地悪なメニューでした。絶対に音が出そうな筍(笑)
だから今回は柔らかいものを・・・と和え物にしたのですが。
そうか。「箸でつまみにくい」とは、考えていなかったス。ありゃま~ 無意識の意地悪やね
さっきの粥事件で、少々落ち込みつつ、お食事を2階に持って上がります。さっきまでは典座(てんぞ。料理人のこと)プレイ。ここからは浄人(じょうにん。配膳する人のこと)プレイのtoniです。
それにしても暑くて暑くて。
粥の失敗は2階に上がった瞬間、忘却の彼方へ。
縦長のお部屋なので、師匠から1番遠いところからお粥をひとり一人に注いでいきます。
そして師匠のお粥をつけようと座った瞬間・・・
「あれ?今日は白いお粥なのか?」と師匠
ギクっ
・・・
「う・・・・あ、あのお米を使うのを・・・わ、わすれてしまったんですぅ・・・」
まだまだ続く・・・