
おかえりなさい
今 おもしろい本を読んでいます。とても面白いので、ゆっくり噛んで食べるように、ゆっくり読んでいます。
今朝、読んだところに、こんな一節があります。
「心と体という風に区別したときに、そうしてそれを、霊と肉、精神と物質という風に表現していくうちに、その区別が対立であるようにとらえられてしまう、というのは言葉のワナかもしれません」
(南 伸坊著 「大人の科学」 誠文堂新光社 1995年 38ページ)
確かに、そういうとらえ方になりがちな時も、あるな・・・と思いました。
私は、以前、自分が抱えていた「生き難さ」は、心の問題を全て修理すれば、完全に無くなるんだと思っていました。だから心の問題を解決してくれそうなセラピーや本を一生懸命探していました。
過去の体験が、今の思考回路や判断基準や態度を作り、自分を生き難くしていることに気づいたものの、それを変えようとすると「頭では分かってても、身体が言うことを聞かない」なーんて言い訳をしている自分に気づくのです。
・・・っていうことは、心の問題の修理だけじゃ足りないな・・・って途中から思い始めたんです。
全身全霊で笑ってみたい 全身全霊で幸せを感じてみたい
いつか必ず・・・ 他人の目など気にせず 身体の動くまま 心のままに踊れるようになってみたい。
エクスタティック(恍惚の)ダンス・ワークショップのエレン・ワトソンさんは、まさに私が「なりたい」と思う姿そのものでした。堂々としていて・・・
彼女を見ていて、ふと気づきました。「いつかなりたい」じゃなくて「今 なればいい」ということ。
なんだ、そんなに簡単なことやったんや~、と(笑)。
周囲の人や環境のせいじゃなくて、私が勝手に躊躇しているだけ。彼女にその気づきを報告すると、満面の笑顔で「そのとおり!」と言ってくれました。
彼女がワーク中に、何度も言います。
「真実を見、聞き、語ろう」
エレンは太陽のように明るく堂々として、言いたいことはハッキリ言う、というキャラが強く表面に出ていますが、実際はとても繊細で、常に周囲に気をつかう人なんだな~と思います。
バリで一ヶ月、彼女の様子を見ながら通訳をする間、彼女が「真実を見、聞き、語る」という言葉を、自分自身に言って、思い出させているな、と感じる瞬間が何度かありました。
今、なりたい自分になる
今、この瞬間に存在する
そうして目を開いて自分の内面を見ると
そこに起きている真実を見、聞き、語れる(言葉を使う/使わないの両方で)のではないかしら、と感じました。
自分の外にある全てのものを見る目も、変化するかもしれませんね。
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